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[プロセスマイニング コンファレンス 2023 LIVE]

プロセスマイニングがRPAの効果を最大化
UiPathが提示する「目指すべきプロセス刷新」の在り方とは?

2023年8月31日(木)

デジタルによる自動化の推進に向け、RPAの利用が企業の間で急拡大している。その効果を最大限に引き出すうえで欠かせないのが一連の業務プロセスの事前把握であり、そのためのツールとして存在感を増しているのがプロセスマイニングツールだ。2023年6月30日にオンライン開催した「プロセスマイニングコンファレンス 2023 LIVE」(主催:インプレス IT Leaders)のセッションでは、RPAとプロセスマイニングの関係や見込まれる効果、具体的なRPAによる自動化の進め方について、UiPath プロダクトマーケティング部 部長の夏目健氏が解説した。

RPAは業務効率化の枠を超えた新たな価値創出ツール

写真1:UiPath プロダクトマーケティング部 部長の夏目健氏

 デジタル革新を原動力とした業務自動化は、企業経営における新たな武器だ。その“策”として現在、利用が急伸しているのが、PC操作やデータの転記、比較、モニタリングなど、比較的単純な作業だが従来は人手に頼らざるを得なかった作業をデジタルの力で自動化するRPAだ。

 「RPAにより、従業員は煩雑な作業から解放され、より価値を生む仕事に集中して取り組めるようになります。その意味で、RPAは単なる業務効率化でなく、企業の新たな価値を創出するツールとも位置づけられます」と語るのは、UiPath プロダクトマーケティング部 部長の夏目健氏である。事実、各種業務のRPA活用を通じて、すでに大きな成果を上げる企業は組織規模を問わず少なくない。

 もっとも、RPAの導入効果をより大きなものとするには、留意すべきポイントもある。その代表が、単体の業務にとどまらないプロセス全体を見据えた自動化だ。

 「プロセス把握が抜けていると、RPAの導入効果は極めて限定されてしまいます。そのことは、非効率な一部のプロセスの自動化では、プロセス全体における効率化の余地が多分に残されることからも明らかです」(夏目氏)。

 複数の第三者機関調査でRPAベンダーのリーダーと評価されるUiPathだが、近年はRPAを軸としてその提供価値を広げるなかで、オートメーションプラットフォーム「UiPath Business Automation Platform」の機能拡充に注力してきた。すでに実装された機能を概観すると、分析やテスト、「運用」のための管理や統制、「自動化」のための管理や統制、「発見」のためのプロセスマイニングやタスクマイニングなど、きわめて多岐にわたる(図1)。

図1:オートメーションプラットフォーム「UiPath Business Automation Platform」(出典:UiPath)
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 これらの機能強化を通じてUiPathはRPAのみならず、プロセスマイニングでも第三者機関調査で高い評価を獲得。それが業界を問わず、数多くの企業や自治体などで採用される原動力となっているのだという。

効率、コスト、コンプライアンスなど課題を多角的に洗い出す

 UiPath Business Automation Platformの充実した機能群のうち、前述のプロセス全体を見据えた自動化を支援するのが、プロセスマイニング機能の「UiPath Process Mining」だ。

 本来的にプロセスの把握は一筋縄ではいかない取り組みであり、業務を理解しているはずの担当者でも、その知識に誤りがあることはしばしばだ。加えて、事前に想定していない、いわゆる例外処理も一連のプロセスの中で少なからず発生し、網羅的に把握することは難しい。

 「しかし、PCやシステムなどの操作履歴(ログデータ)に基づく客観的なプロセス可視化を実現するプロセスマイニングであれば、あらゆるプロセスについて精緻かつ網羅的な把握が可能です。ひいては、可視化の成果を叩き台に、より大きな改善機会の掘り起こしにもつなげられます」(夏目氏)。

 UiPath Process Miningで可視化できるのはプロセス以外に、プロセスの実行時間、それに基づく自動化が有効なプロセス、コンプライアンス、無駄なコストなど多岐にわたる(図2)。大手コンサルティング会社の調査によると、RPAは組織の透明性の獲得と最適化のために有効だと経営幹部の多くが回答しているが、「課題意識を持った分析結果の確認、さらに、仮説立案と検証による疑問点の原因究明が、より大きな成果を収めるうえで鍵を握ります」と夏目氏はアドバイスする。

図2:UiPath Process Miningは「プロセス」のほか、「実行時間」「自動化が有効なプロセス」「相互作用」「コンプライアンス」「コスト」など、多様な対象の可視化が可能だ(出典:UiPath)
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4つのステップで自動化を段階的に推進

 UiPath Business Automation Platformには各種プロセスの可視化を支援する機能として、デスクトップ上での作業を分析する「UiPath Task Mining」、ビジネス上の会話を分析する「UiPath Communications Mining」のほか、自動化のアイデアと効果を社内で一元管理し、優先順位付けできる「UiPath Automation Hub」も用意。それらの活用を通じて自動化を加速させつつ、プロセスの最適化を着実に進められるという。

 そのアクションは具体的に、次のような段階を追って進む。

① 発見

 最初はログデータによる可視化を通じた「発見」だ。SAPやOracle、Salesforce、ServiceNow、Jiraなどのデータの取り込み先の多さと、多様なテンプレートを活用した自社が目指す成果に合わせたプロセスマイニングアプリの作成のしやすさがここでのUiPathの強みだ。

② 理解

 次が、エンド・ツー・エンドでのプロセスの可視化・分析による「理解」である。このフェーズでは、処理パターンやプロセスの比較などを通じて、ボトルネックや逸脱、手戻りなどの問題を明らかにしていく。専門知識が乏しくても使いこなせる作り込まれたインタフェースや、AIを活用した自動化シミュレーション、根本原因分析などの機能が可視化を後押しする。

③ 行動

 問題が可視化されれば、次は「行動」だ。改善目標に基づき、プロセスを標準化・合理化し、非効率性やリスクにつながる例外処理や繰り返し作業を排除する。

 「自動化はアクションの1つ。リソースやコスト、時間、制約、制度などの中には、すぐに改善できるものも少なくなく、RPAなどの“自動化”と“人”の双方から最適化を推進します」(夏目氏)。

④ 監視

 最後が「監視」だ。自動化による変革がプロセスに与える影響をログデータを基に監視し、最適な状態を維持する。UiPath Process Miningは異常発見時のアラート機能など、そこで活用を見込める機能も多数備えるという。

 「これらの一連の取り組みを通じ、業務責任者や自動化プロジェクト推進チーム、分析チームが一丸となって、より大きな価値創出を目指すのが自動化の王道です」と夏目氏は語る。

5年を要した業務がプロセス自動化を通じて6カ月で可能に

 プロセスマイニング製品は多くがクラウドサービスとして提供されているが、セキュリティ面の懸念から重要な業務データの外部への持ち出しを禁止する企業も少なくない。対してプロセスマイニングを含む「UiPath Business Automation Platform」は、クラウド版だけでなくオンプレミス版も用意されており、「その点が高く評価され金融機関でも広く採用されています」(夏目氏)という(図3)。

図3:「UiPath Business Automation Platform」は、クラウド版とオンプレミス版の2種類を用意。セキュリティに厳格な金融機関でも数多く利用されている(出典:UiPath)
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 UiPathのプロセスマイニングとRPAの活用で成果を上げる企業はグローバルで枚挙にいとまがない。Fortune 500の1社のヘルスケア企業では、臨床試験プロセスでの重要な自動化ポイントを発見。その推進を通じ、730万ドルのコスト削減を達成した。

 他の例を挙げると、UiPathをグローバルで活用する武田薬品も、すでに8つのプロセスマイニングプロジェクトを実施し、自動化の機会だけでなく、改善すべきプロセスの特定でも成果を上げている。米保険会社のUnumは、監査の仕組みを見直すことで、保険金の請求処理業務の劇的な効率化を実現。従来は5年を要していた業務を6カ月で完了できるまでになった。

 夏目氏は最後に「プロセスマイニングはRPA活用での『発見』『自動化』『運用』を支える存在であり続ける。当社は今後も、必要となる機能をプラットフォームに取り込みつつ、企業の課題の可視化から運用までを支援していく」と宣言し講演を締めくくった。


●お問い合わせ先

 

UiPath株式会社

https://www.uipath.com/ja/

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