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エクサウィザーズ、DX人材に必要なスキルと素養をWeb上で診断するツール「DIA3.0」

2023年7月19日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

エクサウィザーズは2023年7月19日、DXアセスメントツール新版「DIA3.0(デジタルイノベーターアセスメント 3.0)」を発表した。デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する人材に必要なスキルと素養をWeb上で診断し、DX人材と組織の現状を可視化するツールである。新版では、ChatGPTなど生成AI関連の設問項目を追加した。また、eラーニングとして、生成AIの基礎知識から職種別活用事例まで学べるコンテンツを追加した。

 エクサウィザーズの「DIA(デジタルイノベーターアセスメント)」は、デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する人材に必要なスキルと素養をWeb上で診断し、DX人材と組織の現状を可視化するツールである(画面1)。経済産業省と情報処理推進機構(IPA)が策定した「デジタルスキル標準」(DSS)に準拠している。

画面1:DXアセスメントツール「DIA3.0」の設問イメージ(出典:エクサウィザーズ)
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 DSSは、経済産業省とIPAが定義した、個人の学習や企業の人材育成・採用の指針である。DXを推進する人材の役割や習得すべきスキルを定義している。経営層を含む全ビジネスパーソンが身につけるべき能力・スキルである「DXリテラシー標準(DSS-L)」と、DXを推進する人材に求められる「DX推進スキル標準(DSS-P)」の2種類で構成する。

 特徴の1つは、受検者の実力に合わせて次に出題する設問が変動する、適応型のモデルを採用していること。これにより、少ない設問数でありながら、受検者の能力を精緻に測定できるとしている。受検結果スコアによって、DX推進においてどの程度活躍できるレベルなのかを把握可能である。

 DIAは、DXリテラシー標準が定義する4つの大項目、16の項目を網羅した形で設問を出題する。受検者のDXリテラシーについて、各項目ごとのスコアと、DX推進に関わるために必要な水準を満たしているかどうかを可視化する。DXを推進するために必要なレベルを、定量的に把握可能。

 DIAはさらに、DX推進スキル標準が定義する12のサブカテゴリーに対し、それぞれが定義する各スキル項目を網羅した形で出題する。カテゴリーごとに4段階で示した重要度に対応するスコアとレベルで、受検者のスキルを定量的に可視化する。

 新版「DIA3.0」では、ChatGPTなど生成AI関連の設問項目を追加した。また、eラーニングとして、生成AIの基礎知識から職種別活用事例まで学べるコンテンツを追加した。

 この学習コンテンツでは、ChatGPTなどの生成AIを「知らない」利用者や「少し使える」利用者など初期段階の利用者を、「利用を習慣化」している状態や「使い方を教えられる」状態まで引き上げることを目指している。今後、さらにコンテンツを拡充していく予定である。

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