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IIJ、Azure OpenAI ServiceのPoC環境構築/サポートサービスを提供

システム構築費150万円、サポート費月額20万円

2023年9月20日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2023年9月20日、Azure OpenAI ServiceのPoC環境構築を支援するSIサービスを開始した。価格(税別)はシステム構築費用(初期費用)が150万円、サポート費用が月額20万円で、このほかにMicrosoft Azureの利用料(従量課金)が必要。オプションで検証環境の評価、課題整理、改善支援などを提供する。

 IIJは、Azure OpenAI ServiceのPoC(概念検証)環境構築を支援するSIサービスを開始した。生成AIの業務活用を検討するユーザーに向けて、Azure OpenAI Serviceの有効性を評価するための環境を構築する(図1)。

図1:IIJが構築サービスを開始した、Azure OpenAI ServiceのPoC環境の概要(出典:インターネットイニシアティブ)
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 価格(税別)は、システム構築費用(初期費用)が150万円、サポート費用が月額20万円で、このほかにMicrosoft Azureの利用料(従量課金)が必要。オプションで業務への展開を見据えた評価、社内システムとの連携、回答精度の改善、社内ワークショップの開催などの支援を提供する。

 IIJがAzure OpenAI Serviceの利用に必要な環境構築を行い、ユーザーは申し込みから約1カ月でPoC環境を使い始められる。標準構成ではプロンプト入力のためのチャット画面や会話履歴データベースなどが用意されていないが、同SIサービスではこれらもサポートする(表1)。

表1:Azure OpenAI ServiceのPoC環境構築サービスで提供する主な機能(出典:インターネットイニシアティブ)
カテゴリー 機能一覧 内容
利用環境 ユーザーインタフェース 会話型AIを「Teams bot」として提供。利用者側でアプリを追加して使う
  提供範囲制御 アプリを利用するユーザーの範囲を選択
利用者機能 チャット生成 1対1でのチャット応答
  チャットボット

キャラクター設定

  チャットログ検索 過去の会話を参照・検索
管理者機能 会話履歴保持 2年間分の会話履歴を保存、検索
  禁止ワード制御 禁止ワードを設定し、入力を検知/ブロック
  利用状況確認 会話数やトークン量など、チャットの利用状況を確認
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IIJ / Azure OpenAI Service / SI / 生成AI / PoC

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