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IIJ、社員のIT知識と特性を測る「DX人材アセスメント」、人材育成や適正配置を支援

2023年9月28日(木)IT Leaders編集部

インターネットイニシアティブ(IIJ)は2023年9月27日、人材管理支援サービス「IIJ DX人材アセスメントソリューション」を提供開始した。“DX人材”としてのIT知識や特性を可視化して、人材育成や適正配置を支援する。参考価格(税別)は受検者数100人で50万円。

 インターネットイニシアティブ(IIJ)の「IIJ DX人材アセスメントソリューション」は、企業のDXプロジェクトの推進にふさわしい“DX人材”としてのIT知識や特性を可視化して、人材育成や適正配置を支援するスポット型サービスである。DX推進プロジェクトにおける社員個人の適性と“伸びしろ”を可視化したアセスメントレポート(PDF形式)を提出する(画面1)。

画面1:「IIJ DX人材アセスメントソリューション」の「アセスメントレポート」の例(出典:インターネットイニシアティブ)
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 デジタル技術の基礎知識を測る「ITテスト」と、組織変革に関わるマインドや特性を見る「DXテスト」をオンラインで実施する。その結果を基にAIエンジンが特性タイプを可視化・分析し、アセスメントレポートとしてまとめたものを提示・説明する。

 組織内の人材分布や組織傾向を分析することで、「どのフェーズでだれを配置するか」「どう育成するか」「外部からの人材活用が必要か」など、DXプロジェクトのHR管理に関わる情報を提供する。各フェーズに適切なプロジェクトメンバーを効果的に配置するための情報として活用できるとしている。

 社員が受けるITテストは、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)の「ITパスポート試験」に相当するレベルとなる。一般業務の中でのIT活用やデジタル化の取り組みにおいて、最低限把握しておきたい知識などを問う。一方、DXテストは、アンケート形式で日常の業務への姿勢や、行動特性の優先順位付けなどの特性を計測。イノベーター理論(注1)に基づき特性タイプを割り出す。

注1:イノベーター理論は、新たな製品を採用するタイミングが早い消費者から順に、イノベーター(革新者)、アーリーアダプター(初期採用者)、アーリーマジョリティ(前期追随者)、レイトマジョリティ(後期追随者)、ラガード(遅滞者)の5タイプに分類する理論。米スタンフォード大学教授で社会学者のエベレット・M. ロジャース(Everett M. Rogers)が1962年の著書『Diffusion of innovations』(イノベーション普及学)の中で提唱した。

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