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[調査・レポート]

データカタログの有用性への理解が進み、今後の国内市場は年平均18.3%成長へ─ITR

2024年1月26日(金)IT Leaders編集部

アイ・ティ・アール(ITR)は2024年1月25日、国内データカタログ製品・サービス市場の規模の推移と予測を発表した。2022年度の売上金額は前年度比17.6%増の8億円で、2023年度は同15.0%増の伸びを予測。2022~2027年度の年平均成長率(CAGR)は18.3%を見込んでいる組織内のデータを一元的に管理し、データ品質と正確性を確保する効果が知られるようになり、認知度が向上しているという。

 アイ・ティ・アール(ITR)は、国内データカタログ製品・サービス市場の規模の推移と予測を発表した。査対象としてのデータカタログの定義を、「企業内で保有するデータの発生元、形式・定義・計算方法といったメタデータの管理に加え、メタデータの収集・登録・検索、データ閲覧・抽出を目的とする製品・サービス」としている。

 同社によると、2022年度の同市場の売上金額は前年度比17.6%増の8億円で、2023年度は同15.0%増の伸びを予測。2022~2027年度の年平均成長率(CAGR)は18.3%を見込んでいる組織内のデータを一元的に管理し、データ品質と正確性を確保する効果が知られるようになり、認知度が向上しているという(図1)。

図1:データカタログ市場における規模の推移と予測(2021~2027年度予測)(出典:アイ・ティ・アール)
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 「デジタルトランスフォーメーション(DX)やデータドリブン経営を推進する過程で、組織内でサイロ化したデータの統合が求められる。データカタログは、データ統合の中心となるデータハブの構築に必要な機能として注目されている。今後も高い市場成長率を維持すると考えられる」(同社)

 今回の発表は、市場調査レポート「ITR Market View:DBMS/BI市場2024」に基づいている。同レポートは、DBMS/RDBMS、BI(データ分析/レポーティング、DWH/データレイク用DBMS、データマネジメント(ETL/データプレパレーション、データカタログ、データ品質)、レプリケーションの7分野を対象に、国内37ベンダーへの調査から2021~2022年度売上実績および2027年度までの売上予測を掲載している。

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データカタログの有用性への理解が進み、今後の国内市場は年平均18.3%成長へ─ITRアイ・ティ・アール(ITR)は2024年1月25日、国内データカタログ製品・サービス市場の規模の推移と予測を発表した。2022年度の売上金額は前年度比17.6%増の8億円で、2023年度は同15.0%増の伸びを予測。2022~2027年度の年平均成長率(CAGR)は18.3%を見込んでいる組織内のデータを一元的に管理し、データ品質と正確性を確保する効果が知られるようになり、認知度が向上しているという。

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