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鉄飛テクノロジー、ファイルサーバー全文検索「FileBlog」にバージョン管理機能を追加

2024年1月30日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

鉄飛テクノロジーは2024年1月29日、ファイルサーバー全文検索ソフトウェア新版「FileBlog 5.3 文書管理エディション」を提供開始した。文書のバージョン管理機能と作業・タスクの進捗を視覚化するカンバンボード機能を追加している。永続ライセンスの価格(税別)は最小構成の10ユーザー/20万文書で22万7000円(保守料は年額3万9000円)。

 鉄飛テクノロジーの「FileBlog」は、ファイルサーバーの全文検索/文書管理ソフトウェアである。Webアプリケーションの形態で提供する。Windowsファイルサーバー環境にアドオンで導入すると、同サーバー内のファイル群をWeb画面で検索・閲覧できる(関連記事鉄飛テクノロジー、ファイルサーバー全文検索「FileBlog 5.0」、ファイル比較機能などを追加)。

 特徴は、必要とするファイルをすばやく探し出せること。フォルダのツリー操作(ドリルダウン)、文字列全文検索による候補の絞り込み、画像や文書のサムネール表示などのUI機能を備えている。埋もれてしまいがちなファイルサーバー内の文書を効果的に管理して活用を促す。

 新版の「FileBlog 5.3 文書管理エディション」では、文書のバージョン管理機能と作業やタスクの進捗状況を視覚化するカンバンボード機能を追加した。

 バージョン管理機能では、文書ファイル更新時の変更履歴を保存し、任意のバージョンを取り出して参照できる。更新のたびに別名を付けて保存せずともアップロードやコピーでファイルを上書きすると変更履歴を記録し、必要時に参照・比較できる。業務マニュアル・手順書やプロジェクト標準文書のような、章・セクションごとに複数のファイルで構成し、複数の作業者が作成・変更・改訂を繰り返す文書ファイルの管理に役立つ(画面1)。

画面1:バージョン管理機能の画面(出典:鉄飛テクノロジー)
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 同機能は、ソースコードのバージョン管理システムとして広く普及しているオープンソースの「Git」をベースにしている。FileBlog上でGitを容易に扱えるようなUIを実装している。

 もう1つのカンバンボード機能では、文書ファイルをカンバン(カード)化して複数のレーンを移動させながら視覚的に文書のステータス/属性情報を管理できる。例えば、新規ファイルが保存されると「未対応」レーンに表示され、それをマウス操作で「処理中」「処理済み」「完了」とカンバンを移動させることで作業・タスクの進捗を更新する。メールやファクスで受信した申込書・注文書・見積依頼書のステータス管理などに適している(画面2)。

画面2:カンバンボード機能の画面(出典:鉄飛テクノロジー)
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