[市場動向]

「デジタルアダプションがアプリケーションのアジャイルな改善を支援する」─Pendo

2024年2月20日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

デジタルアダプション(アプリケーション利用定着支援)プラットフォームベンダーである米Pendo.ioの日本法人、Pendo.io Japanは2024年2月20日、説明会を開き、同社の「Pendo」が備えるデジタルアダプションの仕組みが、アプリケーションのアジャイルな改善を支援するさまを紹介した。エンドユーザーのアプリケーション使用状況を収集・分析する機能や評価のフィードバック機能などを挙げ、これらがアプリケーションの問題点を可視化して、迅速な改善につなげられるとアピールした。

 Pendo.io Japanの「Pendo」は、米Pendo.ioが開発・提供するデジタルアダプションプラットフォームである(関連記事アプリケーションの社内定着をガイドや計測で支援─マクニカのデジタルアダプションツール「Pendo」NEC、パーソナライズした操作ガイドをアプリケーション画面に表示する「Pendo」を販売)。

 デジタルアダプション(Digital Adoption:アプリケーション利用定着支援)は、エンドユーザーがアプリケーション/クラウドサービスの利用中、画面にガイダンスやメッセージを表示して操作を支援し、使い勝手を高めるためのツール/プラットフォームの呼称である。

 Pendo.io Japanは、デジタルアダプションによるアプリケーションの使い勝手の向上は、2つのアプローチからなされると説明した。1つは、アプリケーションに内在する問題点を明らかにして、アプリケーション自体の再構築や改善を促すこと。もう1つは、アプリケーションを作り直さずに、操作ガイドを画面に表示することでエンドユーザーの操作を助け、使いやすくすること。Pendoはいずれのアプローチにも適しているという。

図1:アジャイル開発と「Pendo」の相性の良さを説明した(出典:Pendo.io Japan)
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 同社は、Pendoのデジタルアダプションの仕組みが、アプリケーションやサービスのアジャイルな改善を支援すると強調した(図1)。

 Pendoは、企業・組織が導入したアプリケーションの問題点を検出し可視化する機能を備えている。IT担当者は、アプリケーションを利用するエンドユーザーの満足度や要望などを把握したうえで、対象のアプリケーションの使い勝手の改善や機能の追加などをローコード/ノーコードでアジャイルに実行することができる。

 具体的には、エンドユーザーのアプリケーション使用状況を自動収集して可視化・分析する仕組みと、エンドユーザーからの評価をフィードバックする仕組み(5段階評価による定量評価と、コメントによる定性評価)を持っている。これらにより、アプリケーションの問題点の特定や優先順位付けが可能になる。

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Pendo / デジタルアダプション / UI/UX / アジャイル / ローコード

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