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エーピーコミュニケーションズ、サーバー/ネットワーク機器のリモート監視サービスを提供

2024年4月8日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

エーピーコミュニケーションズ(APC)は2024年4月5日、「クラウドインフラ運用保守サービス」を提供開始した。ITインフラの運用保守を代行する。AWS上の監視環境からユーザーのクラウド/オンプレミスのサーバーやネットワーク機器をリモートで監視する。基本サービスに各種オプションを組み合わせることで、必要な範囲に絞って監視や保守などのサービスを利用できる。

 エーピーコミュニケーションズ(APC)の「クラウドインフラ運用保守サービス」は、ITインフラの運用保守を代行するサービスである。Amazon Web Services(AWS)上の監視環境からユーザーのクラウド/オンプレミスのサーバーやネットワーク機器をリモートで監視する。

 監視環境からユーザー環境にリモートアクセスを設定することで、インシデント発生時に迅速に対応可能である。ユーザー側でシステムの不具合を発見した場合は、問い合わせからAPCのエンジニアが調査して対応する。

 基本サービスをベースに各種オプションを組み合わせることができる。ユーザーは不要なサービスを除外し、必要な範囲に絞って監視・保守代行を利用できる(図1)。

図1:「クラウドインフラ運用保守サービス」の構成(出典:エーピーコミュニケーションズ)

 「基本サービス」では、ユーザーのメール/電話を受け付ける。「監視サービス(基本)」は、Pingによる死活監視を基本に、上位プランではサーバーにZabbix Agentをインストールして監視したり、ネットワーク機器をSNMPで監視したりする。「保守サービス(基本)」は、アラーム発生時にユーザーに連絡する。上位プランでは、1次切り分け、復旧措置、保守ベンダーへの問い合わせ/機器交換の手配なども可能である。

 「監視サービス(オプション)」では、以下の5種類のメニューを用意している。

  • Webシナリオ監視:Webサイト利用者の画面操作をシナリオとして登録し、シナリオ通りに画面遷移するかを監視
  • 基本パッケージ監視(追加) - ポート監視、サービス監視、プロセス監視、基本以外のSNMP監視の追加
  • ログ監視:システムログ(Syslog)、イベントログ、アプリケーションログ、指定したログの監視
  • AWS監視:Amazon CloudWatchのメトリクスを監視
  • Azure監視:Azure Monitorのメトリクスを監視

 「保守サービス(オプション)」では、以下の5種類のメニューを用意している。

  • メール通知:アラート発生・回復時にメールで通知 ※24時間365日対応
  • Slack通知:アラート発生・回復時にSlackの指定チャンネルに通知 ※24時間365日対応
  • 自動架電通知:アラート発生・回復時に指定の電話に架電して通知 ※24時間365日対応
  • リモートコマンド:アラート発生時、自動でリモートコマンドを実行
  • 365日対応:対応時間を365日(9:30~18:00)に拡張

 「運用サービス(オプション)」では、以下の5種類のメニューを用意している。

  • 定例会:毎月1回定例会を開催し、対応状況について報告 ※原則オンライン会議
  • 月次報告書:直近1カ月の対応および機器のリソース使用状況などを取りまとめ、メールで報告
  • 作業代行:サーバーの再起動やセキュリティパッチ適用、各種アカウント作成などの定型的な作業を実施、定期/不定期 ※OS/ミドルウェアのバージョンアップおよび設計変更をともなう作業は個別見積
  • AWSおまかせパック:AWSで稼働しているシステムに関連するサービスの各種設定変更、AWSに関する問い合わせ ※新規要件に基づく構築(インスタンス追加、サーバーリプレイスなど)は別見積
  • Azureおまかせパック:上記のAzure版
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