[事例ニュース]

パナソニック、社内データベースをクラウド上のOracle Exadataに移行

1万8000人が利用する販売統計分析システムの移行を完了

2024年4月15日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

パナソニックグループ各社は、社内システムのデータベースを「Oracle Exadata Database Service」に移行中である。17台のデータベースサーバー「Oracle Exadata」で稼働している数百の社内システムのデータベース2000超のうち、クラウド以降によるコスト低減効果が見込まれるものから優先的に移行を始めている。2024年2月には、対象システムの中でも最大規模となる1万8000人利用の販売統計分析システムの移行が完了。従来構成と比較して年間7000万円のインフラコスト低減を見込んでいる。日本オラクルが2024年4月15日に発表した。

 パナソニックグループ各社は、社内システムのデータベースを、2023年2月から「Oracle Exadata Database Service」に移行中である。現在17台のデータベースサーバー「Oracle Exadata」で稼働している数百の社内システムのデータベース2000超のうち、クラウド以降によるコスト低減効果が見込まれるものから優先的に移行を始めている。

 アプリケーションは、必要に応じて他のクラウドとのマルチクラウド構成をとる。システム要件によっては、遠隔地でのレプリケーション構成を選択するなど、移行の構成を各システムごとに設定しながら移行作業を進めている。

 これまでに約30のシステムの移行が完了し、オンプレミス環境と比較してデータベースインフラコストを約50%削減している。2024年2月には、移行対象システムの中でも最大クラスの、国内家電販売に関する情報を一元管理する販売統計分析システムの移行が完了した。同システムの利用者は1万8000人で、60以上の関連システムと連携し、データ量は30TBに及ぶ。同システムは、従来構成と比較して、年間で7000万円のインフラコスト低減を見込んでいる。

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