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セイコーソリューションズ、調達・購買管理システムを会計システム連携やカスタム開発込みで提供

2024年5月9日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

セイコーソリューションズは2024年5月9日、大手企業向け調達・購買管理システム/SIサービス「購買DXソリューション」を同年7月1日から提供すると発表した。ジーニーラボのクラウド型購買管理アプリケーション「ジーニー2.0」のOEM製品をベースに、SAP S4/HANAなどの基幹システムやECサイトなどとの連携、ユーザー固有の要件を反映したカスタム開発などを含めて提供する。

 セイコーソリューションズの「購買DXソリューション」は、大手企業向けの調達・購買管理システムおよびSIサービスである。ジーニーラボのクラウド型購買管理アプリケーション「ジーニー2.0」のOEM製品をベースに、SAP S4/HANAなどの基幹システムやECサイトなどとの連携、ユーザー固有の要件を反映したカスタム開発などを含めて提供する。

 同システムの特徴として、UI/操作性の良さと「横串検索機能」を挙げている。同機能では、サプライヤーの品目カタログとユーザー企業の品目カタログを横断的に検索し、検索結果を価格の安い順に並べ替えるといったことが可能である(図1)。

図1:購買システム「購買DXソリューション」が備える主な機能(出典:セイコーソリューションズ)
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 また、ユーザー企業の品目カタログの情報をサプライヤーが登録して、ユーザー企業の購買部門はサプライヤーの登録内容を承認・掲載するフローに対応している。これにより、購買部門の作業負荷を軽減するとしている。

 見積依頼/回答のテンプレートを用意し、役務サービスのようなシステムに乗せにくい品目も見積もり/購買項目にできる。ほかには、見積依頼先の候補を品目と納品場所に応じて自動で推奨提示する機能を備えており、属人性を排して見積もりを出すことができる。

 購買システム導入前後の作業時間を比較したのが図2である。購買業務に要する時間を1件あたり約3分の1に短縮できるとしている。

図2:購買システム「購買DXソリューション」の導入効果(出典:セイコーソリューションズ)
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