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ハイブリッド環境の運用管理システムをクラウド提供―ユニアデックス

2016年2月2日(火)IT Leaders編集部

ユニアデックスは2016年2月1日、SaaS(Software as a Service)型IT運用管理サービス「Vistara」(開発元:米NetEnrich)の提供を開始したと発表した。クラウドサービスを利用してシステムの運用管理を容易にする。

 「Vistara」は、ハイブリッド環境のシステム運用を一元的に管理するサービス。複数の運用管理ツールを集約でき、運用管理者の業務負荷や運用にかかるコストを軽減できる。運用手順の標準化により運用管理の品質向上を図ることも可能だ。仮想化ソフトウェアのハイパーバイザーや、Amazon Web Services、Microsoft Azureといったパブリッククラウドの管理装置(コンソール)と連携する機能なども標準搭載している。

 「定常時の運用」「障害時の運用」「タスク管理」など、各プロセスごとに必要な機能を備えている。導入・構築の支援、運用・操作の支援、レポート機能、セキュリティ、および仮想化基盤などとの機能連携といった、運用管理者の作業を支援するための機能を提供する。

 また、オンプレミス、プライベートクラウド、パブリッククラウドを組み合わせたハイブリッド環境のシステム運用を1つのWeb画面で一元的に管理することも可能となっている。マルチテナントにも対応しており、複数の顧客やアドレスが重複するシステムも管理できる。

 セキュリティ対策の面では、ユーザー拠点と同サービスのSaaS基盤との通信を暗号化している。また、アカウントごとにアクセス権を設定できるほか、ログインは2要素認証に対応している。リモートログインの操作を動画で記録することも可能だ。

 管理対象とする機器数に対しての月額課金制となっており、サーバー10台の管理を行う場合は、月額2万円(税別)から。価格は管理対象機器の種別や利用する機能により異なる。ユーザー自身で導入する場合は、初期費用は不要になる。

 ユニアデックスは、同サービス関連ビジネスで今後3年間に3億5000万円の販売を目標にする。
 

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