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デロイト トーマツ、間接部門の業務を低コスト・短期で自動化するRPA導入サービスを開始

2016年8月4日(木)IT Leaders編集部

デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)は2016年8月3日、間接部門の業務を自動化し、生産性向上と人材の効果的活用を図れる「RPA(Robotic Process Automation)」の導入サービスを本格的に展開すると発表した。

 RPA(Robotics Process Automation:ロボティックプロセス自動化)とは、人による処理行動と同様に、各種アプリケーションを操作できるソフトウェアのことである。工場でロボットが組立やパッケージングをするように、例えば人事、経理・財務、調達、営業事務などの業務領域に適用できる。

 大規模なシステム導入やプログラムの修正・変更は不要で、短期間かつ低コストで導入可能だ。すでに企業が使用しているERPやメールソフト、表計算ソフトなどはそのままで、従来は手作業によって行っていた入力やデータ連携の多くを自動化できる。

 海外移転(オフショア)でのSSC(Shared Service Center)導入など以上に、定型業務でのコスト削減を図れるとしている。また、自動化によって、品質の安定性や処理の正確性、フロー変更といった対応への柔軟性の確保、24時間対応の導入なども図れる。

 DTCは、自社のバックオフィスの一部業務でRPAの導入と実証をした。プロジェクト案件の受注から契約までの管理業務に同ソフトウェアを導入し、ルールに基づいて繰り返す業務プロセスを代替したという。基幹システムなどの改修をともなわずに、8週間で導入を完了し、周辺の業務プロセスの削減効果と合わせると、全体の2割超のコスト削減効果があったとしている。

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