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NEC、産業制御システム向けにセキュリティアセスメントサービスを提供

2018年1月16日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NECは2018年1月15日、電力、ガス、水道、交通などの社会インフラや製造業などの工場における産業制御システムに向けたセキュリティアセスメントサービス「OT(Operation Technology)セキュリティ・アセスメントサービス」を発表、同日販売を開始した。価格は個別見積もり。米GEのデジタル事業部門である米GE Digitalとの提携による。

 OTセキュリティ・アセスメントサービスでは、産業制御システムが稼働している施設に専任チームがおもむき、現地で担当者にヒアリングして調査を行い、施設とシステムの構成や、システム内で使われている機器やセンサー、およびこれらの運用体制などに関して、産業制御システムのセキュリティ国際標準指標に基づいて総合的に評価を行う。

図1●OTセキュリティ・アセスメントサービスの内容(出所:NEC)図1●OTセキュリティ・アセスメントサービスの内容(出所:NEC)
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 これまでNECが提供してきた制御系システム向けのセキュリティアセスメントサービスのノウハウと、米GEのノウハウをもとに、評価結果からリスク洗い出す。これにより、セキュリティポリシーの見直しや、今後のセキュリティ強化提案、インシデント発生に備えた運用体制構築を支援する。

 アセスメントサービスとは別に、米GE Digitalが産業制御システム向けに提供しているセキュリティアプライアンス製品「OTセキュリティ・アプライアンスOpShield(オプシールド)」の販売も同日開始した。OpShieldの価格(税別)は、最小構成で500万円から。

 OTセキュリティ・アプライアンスOpShieldは、産業制御システムに特有の通信(プロトコルやパラメータなど)を監視して不正アクセスに対策できるIPS(不正侵入防止)機器である。産業制御システムネットワーク内に流れる通信を監視し、サイバー攻撃特有の不審な動作を検知・遮断する。

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