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ヤマハ初のL3スイッチが登場、下位モデルは8ポートで7万4800円

2018年2月9日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ヤマハは2018年2月9日、ネットワークスイッチ機器「SWXシリーズ」のラインアップを拡充し、同社としては初めてとなるL3スイッチ機器を発表した。価格(税別)は7万4800円からで、2018年3月から販売する。販売目標は、L2スイッチを含めたSWXシリーズ全体で年間4万7000台。

 ヤマハは、ルーター機器のシリーズとは別に、スイッチ機器「SWXシリーズ」を開発・販売している。従来、ヤマハのスイッチ機器はL2スイッチに限られていたが、今回新たにルーター機能を持つL3スイッチ機器を製品化した。

写真1●48ポートL3スイッチ機器「SWX3200-52GT」の外観写真1●48ポートL3スイッチ機器「SWX3200-52GT」の外観
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 L3スイッチ機器は、機能とポート数に応じて3モデルある。機能下位で8ポートの「SWX3100-10G」が7万4800円。機能上位で24ポートの「SWX3200-28GT」が29万8000円、機能上位で48ポートの「SWX3200-52GT」が49万8000円である。

 機能下位のSWX3100-10Gは小規模ネットワーク向けのモデルで、スタティック(静的)ルーティングに限られ、経路テーブルを手動で書く必要がある。

 一方、機能上位のSWX3200-28GTおよびSWX3200-52GTは、ルーティングプロトコル(経路テーブルを動的に書き換えるためのプロトコル)として、RIP、RIPng、OSPF(v1/v2/v3)を備える。

 機能上位の2モデルはスタック機能も備える。1台のスイッチのポート数では足りない場合に、仮想的に複数台のスイッチを1台のスイッチであるように動作させることができる。可用性対策としても、一般的なVRRPを用いる方法と比べて、待機スイッチが不要となるため、スイッチの利用効率を高められる。

セキュリティや運用管理機能に注力

 機能下位モデルと機能上位モデルともに、セキュリティー機能や運用管理機能に注力した。セキュリティー機能では、MACアドレス認証、IEEE 802.1X認証、Web認証の3つの認証機能を搭載。1台のスイッチで複数の認証機能を併用できる。運用管理では、CUIだけでなくGUIによる設定ができる。SNMPやRMONによる管理もできる。microSDカードスロットも備えており、データのバックアップやファームウェアの起動・更新手段として利用できる。

 ポートに接続したサーバー機などがシステムダウンしていないかどうかを調べる死活監視機能も搭載している。(a)pingコマンド(ICMP応答)、(b)LLDP(Link Layer Discovery Protocol)による定期通信の確認、(c)監視対象ホストが接続しているポートの受信スループットの確認、の3つの手段で死活監視ができる。

 (c)の受信スループットの確認は、IPカメラのように一定の帯域を使用する場合に効果がある。この監視で異常を検出した場合には、メール通知、GUIコンソールやSNMPマネージャへの通知、PoE給電のオフ/オンによる端末の再起動、という3つの方法がとれる。

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