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チャット内容を分析し離職の予兆を検知するサービス、アウトソーシングテクノロジーとAOSモバイル

2018年3月26日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アウトソーシングテクノロジーとAOSモバイルは2018年3月26日、チャットの会話パターンから社員が離職するリスクを検知するサービス「離職防止ソリューション for InCircle」を発表した。

 離職防止ソリューション for InCircleは、法人向けのチャットサービス「InCircle(インサークル)」のデータを解析することによって、社員の離職の兆候を検知できるようにするデータ分析サービスである。チャットでやり取りした会話をAI(人工知能)が解析し、社員の想いや本音を把握するとしている。

 会話の中で頻ぱんに出現する言葉を自動的に検出し、キーワードの発信者や発言時期などを可視化する。あらかじめ設定したキーワードが書き込まれた際に、人事担当者にアラートを通知する運用もできる。

 「辞めたい」、「転職」、「卒業」など、離職を匂わせるキーワードを設定することにより、書き込んだ段階で早期に、職場環境の見直しや本人へのフォローなどの対応が可能になる。

 また、過去に退職した社員のチャットデータを解析し、どのような会話パターンが離職につながりやすいのかを分析できる。これにより、会話パターンから離職を予測できるようになる。離職につながりやすい会話パターンは会社ごとに異なるため、チャットのログを蓄積するほど予測の精度を高められるという。

 ビジネスチャットの用途は、業務連絡だけではない。社員同士では、チームでの成功体験の共有や、仕事の愚痴や弱音なども、日常的に話している。ビジネスチャットは、社員の感情が詰まったデータベースであるとしている。

 InCircleは、法人向けのチャットサービスである。グループチャットやファイル共有など、チャットサービスの機能群を一通り備える。クラウドサービス型での提供に加えて、オンプレミスのサーバー上でも動作する。

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