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[新製品・サービス]

バックアップ専用機の構成変更をDockerで容易に、ベリタステクノロジーズ

2018年3月29日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ベリタステクノロジーズは2018年3月29日、データバックアップソフト「Veritas NetBackup」とハードウェア(サーバー機とストレージ機器)を統合したデータバックアップアプライアンス機器のハイエンド機種に当たる新製品「Veritas Flex 5340アプライアンス」と、スケールアウトNASアプライアンスの新製品「Veritas Access 3340アプライアンス」を発表した。いずれも2018年4月2日から提供する。Veritas Flexの価格は「6千数百万円から」(同社)。

 新製品の1つ、Veritas Flex 5340アプライアンスは、データバックアップソフトのVeritas NetBackupとハードウェア(サーバー機とストレージ機器)を統合したアプライアンス機器のハイエンド機種である。従来機種との最大の違いは、Veritas NetBackupなどのソフトウェアを、Dockerコンテナイメージで実行すること。これにより、例えばバックアップ用にクラウドストレージを追加した際などに、バックアップソフトの構成を迅速に変更できる。

図1●データバックアップアプライアンス機器のラインアップにDockerベースのハイエンド機種を追加した(出所:ベリタステクノロジーズ)図1●データバックアップアプライアンス機器のラインアップにDockerベースのハイエンド機種を追加した(出所:ベリタステクノロジーズ)
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 ハードウェアの構成は、バックアップソフトのコンテナイメージを動作させるPCサーバー1台(または高可用性のための2台構成)と、外付けのストレージシェルフ群(最大で4シェルフ)である。ストレージ容量は、最小240Tバイト(1シェルフ、4Tバイトディスク使用)から最大1920Tバイト(4シェルフ、8Tバイトディスク使用)まで拡張できる。

 Dockerコンテナイメージとして動作させるVeritas NetBackupのソフトウェアは、バックアップスケジュールなどを管理する管理サーバー「Master Server」が最大3台まで、データを保管するストレージ側に必要なメディアサーバー「Media Server」が最大6台までである。保管データのコピーをパブリッククラウドに転送するクラウドゲートウェイ「CloudCatalyst」のコンテナインスタンスは必要なだけ作成できる。

図2●データバックアップソフト「Veritas NetBackup」のサーバーモジュール群(管理サーバーとメディアサーバー)とクラウドゲートウェイを、Dockerコンテナイメージとして実行する(出所:ベリタステクノロジーズ)図2●データバックアップソフト「Veritas NetBackup」のサーバーモジュール群(管理サーバーとメディアサーバー)とクラウドゲートウェイを、Dockerコンテナイメージとして実行する(出所:ベリタステクノロジーズ)
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スケールアウトNASもアプライアンス化

 もう1つの新製品、Veritas Access 3340アプライアンスは、スケールアウトNASソフト「Veritas Access」をハードウェア(サーバー機とストレージ機器)と統合したアプライアンス機器である。別途ハードウェアを用意することなく、スケールアウト型のNASストレージ機器として利用できる。ストレージ容量に応じて4つのモデル(636Tバイト/1272Tバイト/1909Tバイト/2545Tバイト)がある。

 Veritas Accessは、業務サーバーからNAS(ファイルサーバー)として利用できる。ファイルアクセス用のプロトコル(NFS、SMB)とFTP(ファイル転送プロトコル)でアクセスする。Amazon S3互換のAPIを介してS3互換のオブジェクトストレージとしてもアクセスできる。

 Veritas Accessでは、アプライアンスの内蔵ストレージのほかに、外部のクラウドストレージ(Amazon S3)を組み合わせて階層型で運用できる。使用頻度が少ないファイルをクラウドストレージに移動させたり、画像ファイルをクラウドストレージに配置したりできる。ファイルの実態がクラウドストレージ上にあっても、業務サーバーはファイルのありかを意識することなくファイルにアクセスできる。

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