[事例ニュース]

オリコが機械学習を自動化するDataRobotを採用、クレジット審査の精度向上

2018年8月16日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

オリエントコーポレーション(オリコ)は、以前から、クレジットカードの審査に機械学習を活用している。2018年8月からは、予測モデルの精度向上などを目的に、機械学習を用いた予測モデルの作成を自動化するソフト「DataRobot」(米DataRobot製)を採用する。DataRobotの販売代理店の1つでSIベンダーである新日鉄住金ソリューションズが2018年8月15日に発表した。

 オリコは、クレジットカードの審査精度を高めることを目的に、以前から機械学習を活用している。今回、さらにクレジット審査の精度を高めることや、このほかの広範なビジネス課題を解決することを目的に、機械学習を用いた予測モデルの作成を自動化するソフトであるDataRobotを採用した。

 DataRobotの実証実験の結果、以下の効果が確認できた。(1)クレジット審査予測モデルの精度が向上した。(2)ダイレクトメールなどの顧客へのアプローチ施策に対する反応率が向上した。(3)データ分析作業が数カ月から数日~1週間程度に短縮できた。(4)スコアリング手法を用いる業務全般に有効であることが分かった。

 オリコは2018年4月に、先進技術を活用した新たなビジネスモデルの構築や既存ビジネスのデジタル化の推進を目的とした「デジタルイノベーション室」を新設している。AIを活用したサービスの高度化など、金融分野における事業環境の急激な変化に対応することが狙いである。今後は、デジタルイノベーション室が中心となって、DataRobotを広範なビジネスに適用していく。

 なお、DataRobotは、分析用のデータさえ用意すれば、データサイエンティストでなくても簡単に機械学習を用いて予測モデルを作成できるソフトである。教師あり学習を自動化するソフトであり、真偽の分類や数値の予測などに利用できる。Web画面からデータを登録して「何を予測するか」を指定するだけで、予測モデルを自動生成する。複数のアルゴリズムを使ってモデルを生成し、より精度の高いモデルを自動で採用する。

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