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[事例ニュース]

アシックスとドームがECサイトをSalesforce Commerce Cloudで構築、顧客体験を向上

2018年10月12日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

セールスフォース・ドットコムが2018年10月12日、小売業界向けのカンファレンスイベント「Salesforce Retail Summit 2018」を都内で開催した。講演では、EC(電子商取引)サイト運営サービス「Salesforce Commerce Cloud」の事例としてアシックスとドームが登壇した。米Ralph Laurenと米SHINOLAの事例も紹介した。

写真1:アシックスジャパンでEC推進部ジェネラルマネジャーを務める国村太亮氏写真1:アシックスジャパンでEC推進部ジェネラルマネジャーを務める国村太亮氏
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 Salesforce Commerce Cloudは、EC(電子商取引)サイトの運営機能を提供するクラウドサービスである。特徴は、マーケティング機能を統合していること。Webサイト、モバイル、リアル店舗といった複数の販売チャネルを横断して商品を購入する一人ひとりの顧客ごとにパーソナライズした体験を提供する。検索結果を表示する際に、関心のありそうな商品を優先して表示できる。

 講演では、Salesforce Commerce Cloudの事例の1つとして、スポーツシューズなどのスポーツ用品を手がけるアシックスが登壇した。アシックスの現在の売上は海外が75%を占めており、グローバルブランドになっている。こうした状況もあり、グローバルで使われているSalesforce Commerce Cloudを導入した。

写真2:ドームで営業本部eコマース部チームリーダーを務める中島喬敬氏写真2:ドームで営業本部eコマース部チームリーダーを務める中島喬敬氏
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 米Under Armourのスポーツウェアを国内で販売しているドームも登壇した。同社は、スポーツウェアのECサイトをSalesforce Commerce Cloudに切り替えた。背景には、事業規模の拡大にともない、一人ひとりの顧客とコミュニケーションを図りつらくなっていた、という状況がある。原点に回帰してダイレクトビジネスを強化する狙いがあった。

 顧客体験を高めている。サイト内の検索機能を充実させたほか、決済手段としてAmazon Payに対応した。ECサイトの運営チームの負担も軽減した。以前はECサイトに商品を並べるだけで手一杯だったが、製品情報をECサイトに反映する作業の多くを自動化した。

 講演では、米国の事例も紹介した。ファッションブランドの米Ralph Lauren(ラルフ・ローレン)の事例と、デザインブランドの米SHINOLA(シャイノーラ)の事例である。

 ラルフローレンのECサイトでは、いつでもどこでもショッピング体験ができるように、モバイルとAIに注力している。商品の並び替えをパーソナライズすることでコンバージョンレートを改善している。ゴルフ場に向けてゴルフファッションを卸すためのB2Bサイトも運営している。リアル店舗にもタブレットを導入してECサイトと統合している。

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