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旭川空港、職員が携行する小型端末で多言語音声翻訳サービスを利用

2018年12月3日(月)IT Leaders編集部

旭川空港は、訪日外国人観光客との接客コミュニケーションを支援するため、NECのサービス「多言語音声翻訳サービス」を導入した。NECが2018年11月30日に発表した。

 旭川空港では、韓国からのチャーター便や台湾からの定期便などを利用した訪日外国人観光客が増加している。こうした中、利用者の利便性を高めるため、2018年11月22日から国際線ターミナルビルにおいて多言語音声翻訳サービスの利用を開始した。

 従来の通訳者による接客に加え、国際線ターミナルビルの職員に専用の業務用小型端末を携行させ、多言語音声翻訳サービスサービスを活用した接客を行う。これにより、訪日外国人観光客との円滑なコミュニケーションを可能にし、顧客満足度向上を目指す。

 NECが提供した多言語音声翻訳サービスは、情報通信研究機構(NICT)が開発した観光会話向けの高精度翻訳エンジンを活用し、日本語・英語・中国語・韓国語に対応した接客業向けの音声翻訳サービスである。端末1台で双方向での会話が可能で、翻訳/逆翻訳結果をテキストで確認できるため、容易に会話を進められる。

 利用データを蓄積することによって会話内容や利用状況を見える化し、いつどんな問い合わせがあったかをレポートとして提供する。これにより、各現場での顧客の「困りごと」が明確化されるため、接客力向上につなげることが可能である。

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