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ミツウロコCSとNEC、IoTで各戸のLPガスメーター情報を収集・提供するサービスを展開

2019年2月7日(木)IT Leaders編集部

ミツウロコクリエイティブソリューションズ(ミツウロコCS)とNECは2019年2月6日、IoTを活用して遠隔でLPガスメーターの情報を提供するサービスを発表した。2019年4月から全国のLPガス販売事業者向けに展開する。価格(税別)は、無線化ユニットの購入費用と毎月のサービス利用料を10年間の利用を想定して1カ月当たりの負担額に換算した場合、1軒当たりの月額が100円から。

 各消費者宅のLPガスメーターに、NECの「LPWA 対応 IoT 無線化ユニット」(無線化ユニット)を設置し、LPガスメーターの指針データを遠隔から網羅的、かつ高頻度、低コストで収集するとしている。通信網には、京セラコミュニケーションシステム(KCCS)がSigfox規格を採用して構築するIoT向けのLPWA(Low Power, Wide Area)を利用する(図1)。

図1:IoTを活用してLPガスメーターの情報を提供するサービスの概要(出典:ミツウロコクリエイティブソリューションズ、NEC)図1:IoTを活用してLPガスメーターの情報を提供するサービスの概要(出典:ミツウロコクリエイティブソリューションズ、NEC)
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 ミツウロコCSとNECは、2018年9月から愛知県名古屋市周辺で大規模な実証を行っている。同サービスを用いて収集した情報を、配送業務効率化に利用する実験である。この実証で、LPガスメーター情報の遠隔取得が問題なく行えることを確認している。

 今回、(1)LPガス販売事業者に、月に1度消費者のLPガスメーター指針値を提供するサービスと、(2)LPガス配送事業者に、日次でLPガスメーター指針値を提供するサービス、の2つのサービスを開始する。今後、(3)LPガス配送業務を効率化するサービス、の提供も予定する。

 事例として、ミツウロコグループのエネルギー事業を担うミツウロコヴェッセルのLPガス供給先を対象に、2019年春から順次展開する。

 具体的なサービスの内容は以下のとおり。

 LPガスメーター情報を日次で提供する。各LPガスメーターに取り付けたNECの「無線化ユニット」が、日次で指針値・保安情報を取得する。取得した情報はSigfox LPWAを介してクラウド「NEC the WISE IoT Platform」上に収集・蓄積する。ミツウロコCSが無線化ユニット設置時の確認業務、日々の指針値収集状況の確認業務、指針値や保安情報の提供業務、問い合わせ対応業務などを行う管理センターとしての役割を担い、蓄積したデータを契約事業者ごとに管理・提供する。

 LPガスメーター指針値の検針に利用する。NEC the WISE IoT Platform上に収集・蓄積した情報から、LPガスメーターごとに定められた検針日の指針情報として、ミツウロコCSが抽出して日次の指針値・保安情報とは別に契約の事業者へ提供する。

 LPWA対応IoT無線化ユニット(Sigfox対応版)を提供する。Sigfox回線を利用する通信機能を備えており、LPガスメーターとの信号線を接続し、通電するだけで利用できる。電源は、1日に1度、指針値を取得して送信するためだけに使う。メーターが交換の時期を迎えるまで電池切れにならない。

 今後、今回の指針データの収集に加え、リアルタイム双方向通信による集中監視業務への対応など、保安体制の強化につながるメニューの提供も推進していく。

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ミツウロコ / NEC / LPWA / Sigfox

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