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豊田通商とNEC、ウズベキスタン全土の基幹通信システムを受注

2019年3月14日(木)IT Leaders編集部

豊田通商とNECは2019年3月13日、ウズベキスタン国営の通信事業者ウズベクテレコム(Uzbektelecom)から、同国の通信環境を改善する基幹通信システムの構築プロジェクトを受注したと発表した。携帯電話やインターネットの利用拡大に対応する。2019年中に納入し、稼働を開始する。

 ウズベキスタンでは、日本政府の円借款によって、20年以上前から国内全土に光通信システムを整備し、光ファイバーを敷設している。携帯電話についても各事業者がLTEサービスを提供するなど利用が拡大し、高速・大容量化が進んでいる。このような背景の下、ウズベキスタン政府は、国家情報通信開発総合計画を発表し、基幹通信システムの更新による高速・高品質化を決定した。

 豊田通商とNECは、ウズベクテレコムから、波長の異なる複数の信号を多重化し、光ファイバーで伝送する技術を有した光通信機器、光通信のバックアップ用途であるマイクロ波無線通信機器、既存のアナログ通信をIP通信に変換する機器などの導入プロジェクトを受注した。

 これら先進技術を搭載した機器を導入することで、既設の光ファイバーを利用し投資コストを抑えながら、幹線網の通信速度は現行比で20倍以上になる。これにより、利用が拡大している携帯電話やインターネットによる通信需要に対応する。これを基盤に、幅広い分野でのIT導入や電子政府インフラ構築の推進を支援する。

 豊田通商は、契約の主体者として全体のとりまとめを行う。NECは、光波長多重通信機器とマイクロ波無線通信機器を提供するほか、ウズベクテレコムの運用担当者への教育などを行い、国家の基盤となる通信インフラの運用を支援する。

 なお、同プロジェクトは、国際協力銀行(JBIC)、日本貿易保険(NEXI)、三井住友銀行の資金融資によって実現した。

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