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順天堂医院、窓口会計を不要にする「料金後払いシステム」を導入

2019年3月15日(金)IT Leaders編集部

順天堂大学医学部附属順天堂医院は、会計の待ち時間を解消する新たな取り組みとして、グローリーの医療業界向け「料金後払いシステム」と富士通の医事会計システム「FUJITSU へルスケアソリューション HOPE X-W」を連携させた、料金後払いシステムの運用を2019年4月1日に開始する。患者は診察後に支払窓口で会計せずに帰宅できるようになる。富士通が2019年3月14日に発表した。

 順天堂医院は、高度医療を担う特定機能病院として、37の診療科と1032床の病床を有し、1日約5000人の外来患者の診療を行っている。同医院は、これまでもグローリー製の診療費支払機を導入し、会計窓口の混雑や待ち時間の緩和・解消に取り組んできたが、外来患者の増加にともない、さらなる改善を求めていた。そこで、後払いを希望する患者が事前にQRコードを読み込み申請画面へ必要情報を登録することで、支払窓口での会計処理が不要となる料金後払いシステムを導入した。

図1:システム導入前後の患者の流れ(出典:富士通) 図1:システム導入前後の患者の流れ(出典:富士通)

 料金後払いシステムでは、事前登録した患者は、診察後に支払窓口で会計をせずにそのまま帰宅できるようになる(図1)。利用料は無料で、事前に自身のPCやスマートフォンで、順天堂医院で配付されるQRコードから後払い申請画面にアクセスし、診察券番号やクレジットカード情報、メールアドレスなどを登録することで、即日利用を開始することができる。2019年3月18日から登録可能になる。

 クレジットカードによる料金後払いのため、現金の持ち合わせがなくても受診が可能だ。現金払いに抵抗のある外国人患者が同システムを利用しやすいように、英語・中国語・韓国語にも対応する。

 順天堂医院は、同システムをHOPE X-Wと連携することで、これまで人が処理していた入金確認や入金消込などの管理作業を自動化し、会計事務業務の効率化を図る。従来は会計窓口で発行していた領収書と診療明細書を、無人端末で発行することも可能になる。

 順天堂医院は、2020年3月までに料金後払いシステムの利用者数を外来患者の約30%(約1500人)に高めることを目指しており、混雑や待ち時間を緩和・解消した院内環境の提供、および会計事務業務の効率化を推進するとしている。

 また、外国人医師による診療を可能とする特区認定を受けている同医院は、2020年に向けた訪日外国人患者の増加を見据え、各種案内の多言語化や礼拝室の設置など、院内の国際化整備を進めている。外国人患者の利便性向上のため、今後、料金後払いシステムの対応言語の拡充も検討しているという。

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