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北國銀行、2021年に勘定系システムをAzure上で稼働、日本ユニシスらと導入プロジェクトを開始

2019年11月21日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

北國銀行は、日本ユニシスのオープン勘定系システム「BankVision」の稼働基盤として、パブリッククラウドサービスのAzureを採用した。2021年に「BankVision on Azure」として稼働させる予定である。北國銀行、日本ユニシス、日本マイクロソフトの3社は2019年11月21日、導入プロジェクトを正式に開始すると発表した。3社によると、フルバンキングシステムのパブリッククラウド環境での実装は国内初である。

 北國銀行は、2015年1月に日本ユニシスのオープン勘定系システム「BankVision」を稼働させた。現在は、自行システムの全面クラウド化(パブリッククラウド化)の方針を決定しており、周辺システムから順次パブリッククラウド化(Azureへの移行)を開始している。

 日本ユニシスと日本マイクロソフトは、2016年度から共同で、Azure上でBankVisionを動作させる「BankVision on Azure」の検証を実施してきた。今回、北國銀行、日本ユニシス、日本マイクロソフトの3社で、北國銀行にBankVision on Azureを導入するプロジェクトを開始した。

 今後、北國銀行と日本ユニシスは、BankVisionのAzure上での稼働と並行し、Azure上でのデータ活用基盤の実現に向けた検討を行う。銀行データおよび地域データを活用した地域エコシステムの実現を目指す。さらに、既存資産を生かしながらクラウドの利用メリットを最大化できるように、コンテナや PaaS技術などの活用を進める。

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