[調査・レポート]

国内大手企業のRPA導入率は50%超に、社内における“浸透率”も調査─MM総研

2020年2月10日(月)IT Leaders編集部

市場調査会社のMM総研は2020年1月27日、RPA(ロボットによる業務自動化)に関するITユーザー調査「RPA国内利用動向調査2020」の結果を発表した。国内企業におけるRPAの導入率は全体で38%で、年商1000億円以上の大手企業に限れば51%に上る。また、大手企業において、RPAの利用が社内の部門でどれだけ進んでいるかを指標化した「浸透率」も算出している。

 MM総研によるRPA国内利用動向調査2020」は、2019年11月5日から11日にかけて、年商50億円以上の国内企業を対象に行われた。回答件数は1021社で、内訳は年商1000億円以上の大手企業が498社、1000億円未満の中堅・中小企業が523社。回答したのは情報システム部門もしくは企画部門の担当者である。

 なお今回、MM総研が調査対象としたRPAツールは以下の17製品。( )内は提供・開発企業である(順不同)。

①BizRobo!(RPAテクノロジーズ)
②WinActor(NTTアドバンステクノロジ)
③UiPath(UiPath)
④Blue Prism(Blue Prism)
⑤Advanced Process Automation(NICE Systems)
⑥Autoブラウザ名人(ユーザックシステム)
⑦Automation Anywhere(Automation Anywhere)
⑧PegaRPA(Pega Systems)
⑨CELF(SCSK)
⑩SynchRoid(ソフトバンク)
⑪FUJITSU Software Interdevelop Axelute(富士通)
⑫NEC Software Robot Solution(NEC)
⑬Nice Robotic Automation(NICE Systems)
⑭Verint RPA(Verint Systems)
⑮ipaS(デリバリーコンサルティング)
⑯RPA Express(WorkFusion)
⑰Robo-Pat(FCEプロセス&テクノロジー)

国内企業のRPA導入率は38%、大手企業に限れば51%

 調査の結果、2019年11月時点での国内企業におけるRPAの導入率は38%だった。2019年1月が32%、2018年6月が22%となっており、半年で10ポイント増加した2018年ほどの勢いはないものの、依然として導入企業は増加傾向にある。

 企業規模別に見ると、大手企業の導入率が51%に達した。対して中堅・中小企業は半分以下の25%にとどまっており、国内では大手企業先行でRPA導入が進んでいることがうかがえる(図1)。

図1:RPA導入率推移(RPA導入率は社数ベース。回答企業全体(n=1021)を分母、RPAを「利用している」と回答した企業を分子として計算。計算の関係上、構成比の合計は100%にならないことがある)(出典:MM総研)
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●Next:国内大手企業におけるRPAの「浸透率」も調査、トップのツールは?

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