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[調査・レポート]

日本のトップIT人材の年収は中国や香港よりも低い―人材紹介会社のヘイズ調べ

2020年2月18日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

グローバル人材を紹介する人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン(以下、ヘイズ・ジャパン)は2020年2月18日、アジア5カ国・地域における1244職務の給与水準などを結果をまとめた調査レポート『ヘイズ アジア給与ガイド』を発表した。日本のトップIT人材の給与は、中国、香港、シンガポールよりも低かった。

 ヘイズ・ジャパンの調査によると、日本のトップIT人材の年収は、アジアの他の国(中国、香港、シンガポールなど)よりも低い(図1)。

 例えば、「AIグローバルアーキテクト(Java/C/C++/Python)」の年収は、日本の1300万円に対して、中国は1600万円、香港は1680万円である。また、「ITディレクター」の年収は、日本の1800万円に対して、中国が2880万円、香港が2450万円である。

図1:アジアにおけるトップIT人材の年収(出典:ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン)図1:アジアにおけるトップIT人材の年収(出典:ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン)
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 ヘイズ・ジャパンによると、日本においても、深刻な人材不足を背景に、IT人材を中心に多額の報酬を提示するケースが増えている。しかし、この一方で、国境を越えた人材獲得競争が激化しているAIやIoT、ビッグデータなどの分野においては、海外の企業が、日本よりも高額の報酬を支払っている。

 こうした状況を受けてヘイズ・ジャパンは、日本の競争力を維持するためにも、同一労働同一賃金を初めとする雇用の制度改革を加速し、速やかに賃金を国際水準に見直すことを提言している。

 なお、今回の調査は、2019年9月から2019年10月にかけて調査した。調査対象は、中国2227人、香港645人、日本655人、マレーシア825人、シンガポール794人である。ヘイズ・ジャパンは、調査結果をまとめたレポート『ヘイズ アジア給与ガイド2020』を公開している。

 ヘイズ・ジャパンは、3つの国内拠点(日本本社、大阪支店、横浜支店)を持つ、外資系人材の人材紹介会社である。サプライチェーンやマニュファクチャリングなど17の専門分野に精通したコンサルタントが、正社員や契約・派遣社員の紹介、採用業務のアウトソーシング、ITサービス(業務委託)を提供している。

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