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NSSOL、Snowflake/Looker/Matillionを組み合わせたクラウド型データ活用基盤を提供

2020年5月29日(金)IT Leaders編集部

日鉄ソリューションズ(NSSOL)は2020年5月28日、クラウド型のDWH(データウェアハウス)を提供するSnowflake、BI基盤を提供するLooker、クラウドDWHに特化したデータ連携ツールを提供するMatillionの3社とパートナー契約を締結したと発表した。大量データを効率的に統合・管理してリアルタイムに分析するためのクラウド型のデータ基盤と、インテグレーションサービスを提供する。

 日鉄ソリューションズは、Snowflake、Looker、Matillionの製品を組み合わせたクラウド型のデータ活用基盤を提供する(図1)。オンプレミスやSaaSなどに散在しているデータをクラウドで統合して一元管理し、データ分析・可視化できるようにする。格納したデータは、社内外のユーザーとリアルタイムに共有できる。

図1:Snowflake、Looker、Matillionの製品を組み合わせたクラウド型のデータ活用基盤を提供する(出典:日鉄ソリューションズ)図1:Snowflake、Looker、Matillionの製品を組み合わせたクラウド型のデータ活用基盤を提供する(出典:日鉄ソリューションズ)
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 クラウド型のデータ基盤の提供に加えて、データ分析やAIシステム構築などを組み合わせたインテグレーションサービスも提供する。

 背景として同社は、デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みを成功させるためには、価値創出の源泉となるデータをいかに「素早く活用可能な」状態にできるかが重要であることを挙げる。一方で、「多くの企業では、個別にデータを蓄積することに主眼を置いており、データを活用することが難しい」(同社)

 Snowflakeは、複数のクラウドで提供するDWH(データウェアハウス)である(関連記事クラウドDWH「Snowflake」が初の国内リージョン対応、AWS東京リージョンで利用可能に)。ストレージとコンピュートを分離したアーキテクチャにより、性能と運用負荷の削減を両立させている。

 Lookerは、BI(ビジネスインテリジェンス)ソフトウェアである(関連記事アナリストだけでなく全社員が使いやすいデータ利用基盤」─クラウドBIのLooker)。

 Matillionは、クラウド型DWH向けのデータ統合ツールである。データ連携フローを簡単に作成できる。データをクラウド上のDWHにロードし、分析のために変換できる。

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