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NTT Com、入館証スマホアプリ「Smart Me」、専用リーダーに手をかざすだけでBLEで認証

2020年9月9日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は2020年9月9日、社員証をスマートフォンのアプリとしてデジタル化し、スマートフォンによる入退室を可能にするデジタル社員証「Smart Me」を提供開始した。専用リーダーの前に手をかざすだけで、アプリをインストールした社員のスマートフォンとBluetooth(BLE)で通信して認証する。価格(税別)は、初期費用が1ユーザーあたり1000円、利用料が1ユーザーあたり月額60円。

 NTTコミュニケーションズ(NTT Com)の「Smart Me」は、社員証をスマートフォンアプリとしてデジタル化し、スマートフォンによる入退室を可能にするデジタル社員証システムである。ICカードの社員証に備わっている入退館機能をアプリで実現した。スマートフォンのBluetooth(BLE)通信を利用して認証し、オフィスの扉や入館ゲートを開けられる(図1)。

図1:デジタル社員証「Smart Me」の概要(出典:NTTコミュニケーションズ)図1:デジタル社員証「Smart Me」の概要(出典:NTTコミュニケーションズ)
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 同サービスに対応した入退室・入退館システムとセットで導入することで、タッチレスで扉やゲートを開けられる。専用リーダーの前に手をかざすだけで、瞬時にリーダーが起動し、Smart Meのアプリをインストールした社員のスマートフォンと通信して認証する。スマートフォンは、鞄やポケットの中に入れたままでも問題ない。

 オフィス来訪者向けの来館証も、その都度発行できる。オフィスへの来訪者にアプリをダウンロードしてもらうことで、アプリに来館証が登録される。これにより、オフィスへの来訪者は、手をかざすだけで入館できる。

 今後は、オフィス内における社員の居場所が分かる機能の追加を予定している。リモート会議時にプロフィール情報を送れるオンライン名刺交換機能も実装する予定である。

 製品投入の背景として同社は、ICカードタイプの社員証は、大量のICカードを物理的に発行する必要があるため、運用や管理のコストが発生する状況を挙げる。「コロナ禍においては、リモートワーク中の社員への発送の手間や、カードリーダーに多数の社員が触れることへの衛生面の不安など、新たな課題も生じている」(同社)

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