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Yext、企業サイト内検索エンジン「Yext Answers」を提供、質問の意味や検索意図を理解

2020年11月9日(月)IT Leaders編集部

Yextは2020年11月6日、サイト内検索エンジン「Yext Answers 日本語版」を提供開始した。顧客が企業の公式Webサイトで検索した際に、質問の意味や検索の意図を理解し、顧客が求める答えをダイレクトに表示できるとしている。

 Yext(イエクスト)の「Yext Answers」は、企業の公式WebサイトやECサイトなどを対象にしたサイト内検索エンジンである。構造化データベースと自然言語処理技術(NLP)によって、質問の意味や検索の意図を理解し、顧客が求める答えをダイレクトに表示できるとしている(図1)。CTA(Call to Action:行動喚起要素)も検索結果に設置できる。

図1:従来のサイト内検索とYext Answersによるサイト内検索の比較例。Answersの場合、検索バーに「アメリカンクラブ カロリー数」と入力すると「510カロリー」と答えが直接表示される(出典:Yext)図1:従来のサイト内検索とYext Answersによるサイト内検索の比較例。Answersの場合、検索バーに「アメリカンクラブ カロリー数」と入力すると「510カロリー」と答えが直接表示される(出典:Yext)

 例えば、検索バーに「コロナ マスクメイク おすすめ」と入力すると、意味を理解し、「製品」、「よくある質問」、「イベント・キャンペーン」などに関する答えを順番に表示する。「詳細を見る」、「オンラインで購入する」などのCTAを配置することで、購入を促すこともできる。

 検索数やクリック数、検索ワードを分析できるダッシュボードを利用して、顧客の検索体験やエンゲージメントを最適化する仕組みも提供する。例えば、顧客からこれまでとは違った質問があった場合に、企業はダッシュボードで内容を確認できる。データベースに情報を追加するだけで、即座に答えを提供できる。

 顧客はセルフサービスかつオンラインで課題を解決できるので、サポートサイトやコンタクトセンターでの顧客対応コストも削減できる。

 従来のサイト内検索は、検索キーワードを基にそのキーワードが掲載されたページのリンクを表示するだけで、必ずしも利用者が求める答えを得られる仕組みではなかった。これまでの企業のサイト内検索では、消費者が検索で問いかける内容が具体化しても、質問に対する答えを提供できなかった。

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