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東芝デジタル、オンライン商談を音声認識でテキスト化して分析する「RECAIUS セールスコミュニケーションプラス」

2021年2月2日(火)IT Leaders編集部

東芝デジタルソリューションズは2021年2月1日、Web会議システムを用いたオンライン商談の内容を音声認識によってテキスト化して分析するクラウドサービス「RECAIUS セールスコミュニケーションプラス」を発表した。同日販売を開始した。営業担当者のスキルアップなどを支援する。利用料金は、1カ月ごとの音声認識時間で課金する。価格(税別)は、1カ月1000時間までで月額30万円から。別途初期費用が必要。

 東芝デジタルソリューションズの「RECAIUS セールスコミュニケーションプラス」は、Web会議システムを用いたオンライン商談の内容を、音声認識によってテキスト化して分析するクラウドサービスである。Windowsのマイク/スピーカ音声をクラウドに自動でアップロードして音声認識/分析する仕組み。ZoomやTeamsなど、Web会議システムの種類を問わずに利用できる(画面1)。

画面1:音声を認識して商談内容を見える化する(出典:東芝デジタルソリューションズ)画面1:音声を認識して商談内容を見える化する(出典:東芝デジタルソリューションズ)
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 クラウド上では、テキストと音声の両形式で商談の内容を記録できる。商談の中で出てきた特徴のある単語を指定して、振り返りたいところを頭出しする使い方ができる。これにより、商談を容易に振り返ることができる。

 商談内容を分析する機能も備える。発話率、話速、口癖など複数の観点から、定量的に評価してビジュアル化する。営業担当者みずからトーク内容を視覚的に振り返ることができるので、営業スキルを自発的に高められる(画面2)。

画面2:発話率、話速、口癖など複数の観点で商談を分析する(出典:東芝デジタルソリューションズ)画面2:発話率、話速、口癖など複数の観点で商談を分析する(出典:東芝デジタルソリューションズ)
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 複数の営業担当者の商談分析を比較できる。成果につながった具体的な商談の事例をチーム内で共有できる。トップセールスのスキルを属人化することなく、チーム全体の営業力強化を図ることができる。営業マネージャが担当者ごとのトークの特徴を把握することで、チーム全体としての能力強化や弱点克服に向けた営業力強化の指標として活用できる。

 製品提供の背景として同社は、コロナ禍の中でWeb会議システムを活用した商談(オンライン商談)が広がっている状況を挙げている。「オンライン商談は場所を選ばず時間を有効に使える、録画を残しやすいといったメリットがある一方で、商談の過程や、営業担当者の育成状況が見えにくい課題や、同行者がなく商談の進め方に不安が残る課題がある」(同社)

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東芝デジタルソリューションズ / Web会議システム / 音声認識 / オンライン商談 / デジタルワークプレイス

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