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関西学院大学、「AI活用人材育成プログラム」をオンライン講座として販売、1科目につき年額2万円

2021年4月28日(水)IT Leaders編集部

関西学院大学(本部:兵庫県西宮市)は2021年4月27日、オンライン(オンデマンド)講座「AI活用人材育成プログラム バーチャルラーニング版(VL版)」を発表した。同年7月から企業や自治体、大学などに向けて販売する。3科目で構成し、初学者でもAI活用の実践的な知識/スキルを体系的に修得できるとしている。価格(税別)は1科目につき年額2万円で、同じ科目の2年目以降の再受講は年額6000円。販売目標として2024年度に年間5万人を掲げる。

 関西学院大学が、AIを活用する人材を育成する教育講座「AI活用人材育成プログラム バーチャルラーニング版(VL版)」を2021年7月より販売する。

 同プログラムのベースは、2017年に関西学院大学が日本IBMと共に構築した「AI活用人材育成プログラム」である。関西学院大学による学術的な知見と、日本IBMが担当した事例を反映した、実践型のプログラムであることを特徴としている。10科目で構成し、2019年4月から関西学院大学の全学部生を対象に開講している。

 2021年度には、「AI活用入門」「AI活用アプリケーションデザイン入門」「AI活用データサイエンス入門」の基礎3科目をeラーニングコンテンツにしている。今回、これら基礎3科目をオンライン(オンデマンド)講座として編成したのがAI活用人材育成プログラム VL版で、企業や自治体などでAIを利用する担当部門/担当者などに向けて販売する(図1)。

図1:AI活用人材育成プログラム バーチャルラーニング版の利用対象(出典:関西学院大学)
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 オンライン講座の配信基盤として、プロシーズのLMS(学習管理システム)「Learning Ware」を採用した。受講者は、システムを導入することなく受講できる。音声や字幕によるガイダンス、講師の解説、デモ動画、オンラインでの演習、時間制限付きの課題研究、ランダムテストなど、各種の機能を持つ。また、学習効果を高めるため、チャットボットで学習者の質問に回答する仕組みを構築している。チャットボットには、「IBM Watson Assistant」を採用している。

●Next:AI活用人材育成プログラムのカリキュラム体系と今後の計画

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