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勤怠管理・経費精算クラウド「TeamSpirit」新版、請求書を外部参照URLで貼り付け可能に

2022年3月18日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

チームスピリットは2022年3月17日、勤怠管理・経費精算クラウド「TeamSpirit」の新バージョン「TeamSpirit Spring'22」を提供開始した。新版では主に、作業時間を削減する機能を強化した。「工数管理」では、工数入力画面でジョブを検索する機能を強化してデータ入力の負荷を減らした。「経費精算」では、経費精算の申請時に請求書を外部参照URLで貼り付け可能にして、申請書を作成する負荷を減らした。

 チームスピリットの「TeamSpirit」は、勤怠管理、工数管理、経費精算、電子稟議、社内SNSなど、社員が毎日使う社内業務を一元化したクラウドサービスである。複数の機能が連携して動くことで、出社から退社までの活動情報が自然に集まる仕組みである。収集したデータを分析して働き方を可視化することで、生産性の向上につながる管理が可能になる。

 今回の新版では、TeamSpiritの標準機能のうち、「経費精算」と「工数管理」を強化した(図1)。

図1:TeamSpirit Spring'22では、工数管理においてジョブ項目の検索機能を強化した(出典:チームスピリット)図1:TeamSpirit Spring'22では、工数管理においてジョブ項目の検索機能を強化した(出典:チームスピリット)
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 強化した機能の1つが、経費精算である。交通費と経費をセルフサービス型で精算するための機能であり、申請・承認・精算・仕訳・振込といった一連のワークフローを電子化している。交通系ICカードの利用履歴をもとに交通費の精算が可能で、経路検索機能と連携した交通費の自動計算機能も備える。経費情報の入力時は、スマートフォンのカメラで紙の領収書を撮影すればOCR(光学文字認識)でデータ化する。

 新版では、経費精算と経費事前申請の経費明細画面に登録する請求書のデータとして、外部サービスやファイルサーバーなどに配置した請求書のURLを記載できるようにした。申請者は、ファイルをダウンロードして添付するといった作業が不要になる。承認者は、申請書を個別に開封することなく照合できるようになる。

 強化した機能の1つが、工数管理である。勤怠管理と連動し、従業員一人ひとりの工数を管理する。1日の勤務時間における各作業の割合をスライダGUIで登録するだけで、工数を自動で計算する。入力した工数情報を用いることで、プロジェクトごとの工数実績を管理可能である。オプションのプロジェクト原価管理機能と連携すると、プロジェクトごとの予実管理が可能になる。

 新版では、ジョブ項目の検索機能を強化し、ワイルドカード/複数キーワードで検索できるようにした。多数のジョブにアサインされている従業員でも、膨大なジョブの中から任意のジョブを検索して日々の工数実績を登録できる。さらに、工数入力画面の横幅を自在に調整できる仕様に変更し、ジョブ名を一覧で視認しやすくした。ジョブの名称が長くても、検索後に見分けやすくなった。

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チームスピリット / TeamSpirit / 経費精算 / 勤怠管理

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