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ミロク情報サービス、クラウド型電子契約「MJS e-ドキュメントCloudサイン」を提供

2022年6月20日(月)IT Leaders編集部

ミロク情報サービス(MJS)は2022年6月17日、電子契約クラウドサービス「MJS e-ドキュメントCloudサイン」を提供開始した。契約書の作成から承認、締結、管理までをオンラインで完結できる。アップロードしたデータは改正電子帳簿保存法に準拠し、国内のデータセンターで管理する。価格(税別)は月額1万円。

 ミロク情報サービス(MJS)の「MJS e-ドキュメントCloudサイン」は、クラウド型の電子契約サービスである。契約書の作成から承認、締結、管理をオンライン上で完結できる。アップロードしたデータは、改正電子帳簿保存法に準拠し、国内のデータセンターで管理する(図1)。

 「テレワークが普及する一方で、契約書の作成や押印手続き、送付といった紙ベースの業務のために出社を余儀なくされるケースが発生している」(同社)問題に対応する。業務の効率化と、場所を問わない働き方を支援する。

図1:「MJS e-ドキュメントCloudサイン」の概要とシステム上の位置付け(出典:ミロク情報サービス)図1:「MJS e-ドキュメントCloudサイン」の概要とシステム上の位置付け(出典:ミロク情報サービス)
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 同サービスでは、契約書のデータファイルを登録して編集した後、設定した承認ルートに沿って社内外の関係者に承認依頼メールを送信する。契約相手先の費用負担は無く、別送するIDとパスワードの入力によって契約書の内容を確認可能である。

 契約方式は、タイムスタンプを用いて電子契約の有効性を担保する「電子サイン式」と、契約の当事者間の合意を確認後、MJSがタイムスタンプと電子署名を電子契約ファイルに付与する事業者署名型(立会人署名型)の「電子署名方式」の2種類を用意した。用途に合わせて選ぶ。

 書面での契約から電子契約へと切り替えることで、印刷や製本、郵送など、これまで契約締結にかかっていた事務作業が不要になる。契約締結までの全工程をオンライン上で行うため、働く場所を問わずに対応可能である。

 印刷代や印紙代などがかからないほか、契約書の保管スペースも不要であるため、コストの削減にもつながる。また、電子契約書は、日付や契約相手先の名称などによって検索可能であるため、閲覧性も向上する。閲覧権限の付与や閲覧履歴の管理も可能である。

 別途、MJSのクラウドサービス「MJS e-ドキュメントCloudキャビネット」と組み合わせて使うことで、他社の電子契約サービスで締結した契約書類も保管して、一元的に検索・参照できるようになる。MJSのERPシステムと連携した仕訳に紐づく証憑ファイルや、その他電子的に授受した電子取引データ、証憑書類なども一元管理可能である。

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ミロク情報サービス / 電子契約 / テレワーク / 電子署名 / SaaS

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