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アライドテレシス、ネットワークから切り離してデータを守るバックアップシステム「AT-Offline Manager」

2022年9月1日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

アライドテレシスは2022年9月1日、オフラインバックアップシステム「Net.Pro Allied-Telesis Offline Manager」(AT-Offline Manager)を発表した。バックアップデータを格納したストレージシステムをネットワークから切り離してオフライン化することによって、ランサムウェアの被害からバックアップデータを保護する。バックアップソフトウェア、ネットワークスイッチ、オフライン制御ツールなどをパッケージ化し、導入支援サービスと合わせて提供する。

 アライドテレシスの「Net.Pro Allied-Telesis Offline Manager」(AT-Offline Manager)は、バックアップデータを格納したストレージシステムをネットワークから切り離してオフライン化する手法によって、ランサムウェアの被害からバックアップデータを保護する。バックアップソフトウェア、ネットワークスイッチ、オフライン制御ツールなどをパッケージ化し、導入支援サービスと合わせて提供する(図1)。

図1:バックアップシステム「AT-Offline Manager」のシステム構成と概要(出典:アライドテレシス)

  ネットワークスイッチで仕組みを実現している。バックアップデータを格納したストレージやバックアップサーバーなどを接続したネットワークを、バックアップする時だけ社内の外部ネットワークに接続。バックアップが終了したら、これを外部ネットワークから切り離す。AT-Offline Managerでは、ネットワークスイッチにSSH経由でリモートログインして、この操作を実行する。

 ネットワークスイッチを自動で制御するための専用管理アプリケーションを用意している(画面1)。ネットワークスイッチの制御はSSH経由だが、ユーザーは管理アプリケーションのAPIを介して制御可能である。手動でAPIを利用したり、他の運用管理ツールからAPIを利用できる。また、設定したスケジュールに応じてネットワークスイッチを制御する使い方も用意した。日時の指定と繰り返し間隔を設定してオンライとオフラインを切り替えられる。

画面1:AT-Offline Managerの専用管理アプリケーション画面(出典:アライドテレシス)

 バックアップソフトウェアに、Arcserve Japanの「Arcserve Unified Data Protection(UDP)」を採用する。OSを含めてシステムイメージをまるごとブロックレベルでハードディスクにバックアップするソフトウェアであり、災害時の復旧などの用途に向いている(関連記事イメージバックアップ新版「Arcserve UDP 8.1」、管理コンソールを多要素認証化)。

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アライドテレシス / Arcserve / BCP/DR / Arcserve UDP / イメージバックアップ

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