[新製品・サービス]

ハンモック、“IT部門の業務単位”で提供する「AssetView Cloud+」を発表

「PC更新管理」「IT資産管理」「情報漏洩対策」を順次リリース

2022年10月4日(火)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ハンモックは2022年10月3日、クライアント管理ソフトウェア「AssetView」の新シリーズ「AssetView Cloud+」を発表した。機能ごとの製品提供ではなく、IT部門の業務ごとの製品提供をコンセプトにしている。新シリーズの最初の製品として同年11月1日から「PC更新管理」をリリースし、その後、「IT資産管理」と「情報漏洩対策」を順次リリースする。UIを一新し、操作性と分かりやすさを高めたとしている。

 ハンモックの「AssetView」は、クライアント管理ソフトウェア群である。もともと、必要な機能だけを個別に購入可能なオンプレミス版「AssetViewシリーズ」を提供していた。2018年には、オンプレミス版の主要7製品(機能)をパッケージ化してSaaS型で提供するクラウド版「AssetView CLOUD」を追加した(関連記事ハンモック、クライアント管理ソフト「AssetView」をクラウド化)。今回、クラウド版の新シリーズとして、AssetView Cloud+を追加した。

図1:クラウド型クライアント管理ソフトウェア「AssetView Cloud+」の「PC更新管理」の概要(出典:ハンモック)
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 新シリーズであるAssetView Cloud+の特徴は、大きく2つある。1つは、既存製品のような「機能」ごとの製品提供ではなく、情報システム部門の「業務」で区切った製品提供をコンセプトとしていること。最初に2022年11月1日から「PC更新管理」をリリースする。その後、順次「IT資産管理」と「情報漏洩対策」をリリースする(画面1)。

 これらの業務を遂行するうえで必要になる機能だけを、クラウド型で導入できる。このため、7機能をパッケージ化した既存のクラウド版と比べると、コスト面でもメリットがある。従来は、特定の業務機能にフォーカスして導入しようとした場合、オンプレミス版を選んで必要な機能を組み合わせるしかなかった。今回、代表的な3つの業務に合わせた機能セットを、クラウド型で用意した形である。

 なお、PC更新管理は、Microsoft製品の更新を管理する。WSUS(Windows Server Update Services)やActive Directoryが社内に無い環境でも、Windows OSのFU(機能更新プログラム、大型パッチ)とQU(品質更新プログラム、セキュリティパッチ)、加えてMicrosoft 365の更新を管理可能である。更新の適用スケジュールを細かく設定可能なほか、パッチファイルのダウンロードエラーや適用エラーが発生した場合には詳細状況を確認可能である。

 新シリーズのもう1つの特徴は、UIを一新したことである。Web管理コンソールは、業務の目的ごとにまとめた画面デザインを採用。操作性と分かりやすさを高めたとしている。すぐに使えるように、推奨設定をプリセット済みの状態で提供する。

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