[事例ニュース]

三井不動産、RPAで95本のワークフローを開発し年間9000時間を削減

RPAをUiPathに入れ替えて開発期間を3分の2に短縮

2022年10月27日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

三井不動産は、既存のRPAツールをUiPathに置き換え、2020年10月から運用している。約30のワークフローを再構築したほか、年間20本程度のペースで新規ワークフローを開発している。再構築分も合わせ、現在までに約95本のワークフローを開発し、年間9000時間分の作業を削減した。開発期間は従来比で3分の2で、平均2週間程度で1本のワークフローを作成している。UiPathが2022年10月27日に発表した。

 三井不動産は、既存のRPAツールをUiPathに置き換え、2020年10月から運用している。約30のワークフローを再構築したほか、年間20本程度のペースで新規ワークフローを開発している。再構築分も合わせ、現在までに約95本のワークフローを開発し、年間9000時間分の作業を削減した。開発期間は従来比で3分の2で、平均2週間程度で1本のワークフローを作成している。

 自動化の効果が高かった業務の1つに、基幹システムから売上情報などの各種データを収集し、Excelなどで作成したレポートに貼り付け、完成したレポートを関係者にメールで配信する、という一連の流れがある。各部門で日常的に行っている作業であることから、生産性が大きく向上したとしている。

 このほか、運用しているロボットの存在や稼働状況をUiPath Orchestratorを通して一括して把握することで、ガバナンスだけでなくセキュリティ面でも信頼性を確保できるようになった。また、バックグラウンドでスケジュール実行可能なUiPath Unattended Robotsなら在宅環境からでもロボットを実行可能であり、管理者の負担軽減にもつながった。

 三井不動産は今後、登記書や金融機関の書類をはじめとした紙書類についても、AI-OCRなどを活用して電子化を推進し、UiPathによる自動化の範囲を拡大していく予定である。

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