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日本貨物航空、経理業務を再構築し、会計システムを刷新

2022年10月28日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

日本貨物航空(千葉県成田市、以下NCA)は、経理業務を再構築した。同時に、現行システムの標準保守終了を見据え、会計システムを刷新した。システムのコンサルティングを手がけたKPMGコンサルティングが2022年10月27日に発表した。

 日本貨物航空(NCA)は、日本郵船グループの航空運送事業を担う、国際線貨物専門航空会社である。北米・欧州・アジアで、国際航空貨物輸送事業を展開している。同業界は、貨物需要の落ち着き、複雑化する国際物流、環境負荷軽減への対応といった要因から、市場の変化に対して柔軟に適応可能な経理業務と会計システムが求められている。

 NCAは、経理業務を効率化・高度化するため、各種の改革案を検討した。例えば、業務のペーパレス化、情報の電子化、業務の簡素化・自動化・高度化、SSC(シェアードサービスセンター)やBPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)などを活用した業務の集約化、などである。

 経理業務の改革では、未来の経理財務部門を具現化するフレームワークとしてKPMGが提唱する「Future of Finance」を活用した。これにより、経理業務の課題を抽出し、現状を分析し、将来のあるべき姿に向けた施策を実行した。KPMGコンサルティングがこれらを支援した。

 会計システムの刷新では、今後のビジネス基盤としてのERPシステムの全体方針策定、業務・システム要件の整理、ERP製品の選定、システム開発作業の管理から本稼働支援まで、KPMGコンサルティングが一気通貫で支援した。

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