データセンター データセンター記事一覧へ

[新製品・サービス]

富士通、データセンターの安定稼働と運用自動化に向けた実証実験、遠隔監視/作業にローカル5Gを活用

2022年11月7日(月)IT Leaders編集部

富士通は2022年11月4日、データセンターの設備点検にローカル5Gを活用する実証実験を開始すると発表した。サーバーの撮影映像をリモートから監視する仕組みや、災害時にリモートから復旧する仕組みを構築する。同社の横浜データセンターで、同年12月1日から2023年3月17日まで実施し、有効性を検証する。

 富士通は、データセンターの設備点検にローカル5Gを活用する実証実験を開始する。神奈川県横浜市にある富士通横浜データセンターにローカル5G環境を構築し、4Kカメラを搭載した自走ロボットによる機器設備の巡回監視や異常の早期検知、障害発生時の現場作業員の遠隔支援などの有効性を検証する(図1)。2022年12月1日から2023年3月17日まで実施する。

図1:自走ロボットによる機器の巡回監視イメージと、復旧作業における遠隔支援のイメージ(出典:富士通)
拡大画像表示

 実験では、4Kカメラを搭載した自走ロボットで撮影したサーバー機器などの動画像データをローカル5Gで伝送し、AIで状況を分析して機器の異常を早期に検知する仕組みを構築する。また、災害時や緊急時における状況把握と復旧作業を遠隔地から支援可能な仕組みを、ローカル5Gの高速伝送技術を活用して構築する。

 ローカル5Gの電波伝搬特性などに関する技術的検討(技術実証)も実施する。天井が低く、遮蔽物が多数あるサーバー室と、高電圧のケーブルを天井に敷設した電気室において、DAS型アンテナを活用してローカル5Gのエリアを構築する。構築手法を確立するとともに、電波伝搬影響を実測する。

 実証実験で得られた知見を活用し、同社の他拠点(データセンター)への実装を計画している。また、同社の取り組み成果を他のデータセンター事業者にもサービスとして提供する。

 「安定したデータセンター運用においては、高品質な保守・点検作業と、災害などで障害が発生した場合の迅速な復旧作業が重要である。しかし、労働人口の減少や作業員の高齢化などによって、特に地方では作業にあたる人材の確保が困難になっている。限られた人員で点検品質を維持・向上させることや業務負担を軽減させることが課題である」(富士通)

関連キーワード

富士通 / ローカル5G / 自動化 / リモート監視

関連記事

トピックス

[Sponsored]

富士通、データセンターの安定稼働と運用自動化に向けた実証実験、遠隔監視/作業にローカル5Gを活用富士通は2022年11月4日、データセンターの設備点検にローカル5Gを活用する実証実験を開始すると発表した。サーバーの撮影映像をリモートから監視する仕組みや、災害時にリモートから復旧する仕組みを構築する。同社の横浜データセンターで、同年12月1日から2023年3月17日まで実施し、有効性を検証する。

PAGE TOP