インターネットイニシアティブ（IIJ）は2022年11月15日、「IIJ PC展開支援ソリューション」を提供開始した。情報システム部門に代わって、クライアントPCの調達、キッティング、社内ネットワークへの参加、アプリケーションのインストール、現地設置までの一連の導入作業をワンストップで支援する。オプションで、ヘルプデスクや修理窓口などの運用支援、リモートアクセスサービスやエンドポイント向けセキュリティサービスも提供する。価格は個別見積もり。
インターネットイニシアティブ（IIJ）の「IIJ PC展開支援ソリューション」は、エンドユーザーが使うクライアントPCを、情報システム部門に代わって導入・設定するサービスである。PCの調達からキッティング、アプリケーションのインストール、機器の配送・設置、起動・ログイン確認までワンストップで提供する。PCは提供機器ラインアップから選ぶ。購入だけでなくレンタルも選択できる（図1）。
図1：「IIJ PC展開支援ソリューション」の申し込みから利用開始までの流れ（出典：インターネットイニシアティブ）Microsoft 365のライセンスをIIJからサブスクリプション型で提供することも可能である。また、日々の運用支援も提供する。エンドユーザー向けヘルプデスクや情報システム部門向け修理窓口などの運用支援サービス、モバイルやリモートアクセスなどのネットワークサービス、IT資産管理やWebアクセス管理などのセキュリティサービスを提供する。
キッティングでは、マスターの作成、クローニング、ドキュメント作成、現地設置作業、廃棄/データ消去などを実施。2023年4月には、Windows Autopilotを活用したゼロタッチデプロイ型のクライアントPCを提供する予定。あらかじめユーザーのプロファイル情報とハードウェア情報をクラウド上に設定しておくことで、ユーザーが新しいPCをネットワークに接続するだけで、必要な設定やアプリケーションのインストールを実施する。
なお、同サービスにおけるPCの導入業務は、同社グループ会社のネットチャートが担当する。
