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Webサイトの改竄復旧サービス「WebRepair」の価格体系を刷新、1万円台の低価格プラン

2022年12月26日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

Cross&Crown Security Intelligence(CCSI)は2022年12月23日、Webサイト改竄復旧サービス「WebRepair」の価格体系を刷新した。既存プランは1種類だけで、価格(税別)はWordPress1つあたり4万728円だった。新プランは3種類あり、最も安価な「ライトプラン」は1万9800円と1万円台に抑えた。WordPress以外のシステムについては別途見積り。

 CCSIの「WebRepair」は、WordPressで構築したWebサイトが改竄に遭った際に、これを復旧するサービスである。PHPスクリプトだけでなく、画像ファイルに埋め込まれたバックドアなども取り除く。同社によると、これまでに蓄積した不正なコードサンプル3200万ファイル以上をもとに調査から復旧までを自動化する社内システムを構築しており、これを復旧サービスに利用する。

 調査では、PHPスクリプトに加えて、画像やCSSなど全ファイルを調べる。データベースも調べる。コンテンツへの不正なコードの埋め込み、optionsテーブルの書き換え、usersテーブルに不正なユーザーがいないか、などを調べる。サーバー上で不正なプロセスが動作している場合は、これを止める。パスワードも変更する。ソフトウェアは、脆弱性が存在しないバージョンへと更新する。再発防止のためのセキュリティ設定も追加する。

 今回、WebRepairの価格体系を刷新した。既存プランは1種類だけで、価格(税別)は復旧対象のWordPress1つあたり4万728円だった。新プランは3種類あり、最も安価な「ライトプラン」は1万9800円と1万円台に抑えた。上位プランは、「ライトプランPlus」が2万5800円、「ベーシックプラン」が4万9800円である。

 最安価のライトプランの保証期間は2週間で、他のプラン(3カ月)よりも短い。最上位のベーシックプランでは、アクセスログなどを利用した侵入経路の調査、WAF(Webアプリケーションファイアウォール)の追加、他のプランでカバーしているWordPressコアとプラグインのアップデートに加えて、必要に応じてPHP処理系をアップデート、といった運用作業が付く。

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