[市場動向]

トレンドマイクロ、5G/ローカル5G向けセキュリティを扱う子会社「CTOne」を設立

2023年1月10日(火)IT Leaders編集部

トレンドマイクロは2023年1月6日、5G/ローカル5Gおよび5G以降の高速通信規格に向けてサイバーセキュリティ機能を提供する子会社「CTOne(シーティーワン)」を設立したと発表した。5G/ローカル5G環境におけるエンドツーエンド型セキュリティ技術・製品などを開発する。企業が5G関連技術を導入する際のサイバーリスクの軽減を支援する。

 トレンドマイクロは、5G/ローカル5Gおよび5G以降の高速通信規格に向けてサイバーセキュリティ機能を提供する子会社「CTOne(シーティーワン)」を設立した。台湾トレンドマイクロの完全子会社として運営する。

 CTOneは、5G/ローカル5G環境におけるエンドツーエンド型セキュリティ製品や、業界団体であるO-RAN仕様の機器およびエッジコンピューティング向けセキュリティ製品を開発する。

 5Gは、高速大容量、高信頼・低遅延、多数同時接続などの特性を持ち、昨今、多くの企業がプライベート5Gの利用を検討している。「Grand Viewの調査レポートによると、2021年のプライベート5Gの市場規模は全世界で13億8,000万米ドルであり、2022年から2030年にかけての年平均成長率は49.0%である」(トレンドマイクロ)。

 CTOneは、企業が5G関連技術を導入する際のサイバーリスクの軽減を支援する。トレンドマイクロは、5G/ローカル5G環境にセキュリティを組み込むことによって、5G環境で動作するアプリケーションを安全に実行し、ネットワークからエンドポイントまで、包括的に保護できるようにする必要があると指摘する。

 「一般的に5Gは、最も安全な無線通信規格と見なされている。一方で、広く利用されているオープンRAN(Radio Access Network)構成、急増するクラウドネットワーク、オープンソースソフトウェア、多様なIoTデバイスといった要因によって、5G/ローカル5G環境はこれまで以上に多くのサイバーセキュリティの脅威に直面している」(トレンドマイクロ)

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