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WHI、「COMPANY Talent Management」に人事KPIダッシュボードを追加

2023年1月18日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

Works Human Intelligence(WHI)は2023年1月18日、クラウド型タレントマネジメントツール「COMPANY Talent Management」の新版をリリースした。新版では、人的資本を可視化する「人事KPIダッシュボード」機能を追加した。また、2023年中に、ジョブ型雇用とメンバーシップ型雇用の長所を取り入れたハイブリット型雇用形態をカバーする「POSITION Management」機能なぢを追加する予定である。

 Works Human Intelligence(WHI)の「COMPANY Talent Management」は、クラウド型タレントマネジメントツールである。従業員のスキルやモチベーションの可視化から戦略的人員配置まで、従業員と企業双方の視点で機能を開発している。人事アプリケーション「COMPANY人事・給与」の人事データと連携する。

画面1:「人事KPIダッシュボード」機能の画面(出典:Works Human Intelligence)

 新版では、採用・離職状況といった企業が掲げるKPIを集計してグラフィカルに表示する「人事KPIダッシュボード」を追加した。手動でのデータの定義付けや集計の要なく、ダッシュボードからKPIの達成状況を把握できる(画面1)。

 加えて、従業員の顔写真や人事情報を参照しながら人員配置や組織改編案を策定できる画面を追加した。確定した配置案は、COMPANY 人事・給与と連携可能で、情報更新の手間なく、自動で組織図を作成できる(画面2)。

画面2:「組織人員配置」機能の画面(出典:Works Human Intelligence)

 このほか、従業員へのアンケートを通じてモチベーションを調査する機能も加わった(画面3)。国際的なモチベーション測定指標であるUWES(ユトレヒト・ワーク・エンゲイジメント尺度)を採用している。UWESは、日本でも「健康経営銘柄」や「健康経営優良法人」の選定・認定のため、経済産業省が実施する調査で用いられている。

画面3:「モチベーションサーベイ」機能の画面(出典:Works Human Intelligence)

 今後の機能強化予定を示している。「POSITION Management」は、経営戦略上必要なポジションの定義や後継者育成などの機能を提供する。ジョブ型雇用やメンバーシップ型雇用、さらにこれらを組み合わせたハイブリット型雇用など、どのような雇用形態においても役立つ機能だとしている。

 「PLANNING Management」は、事業部門の要員計画情報を収集し、今後の人員構成をシミュレーションする機能である。計画の調整、計画実行時の実績との乖離チェックまでをトータルで支援する。「LEARNING Management」は、目標に対するスキルギャップを踏まえた従業員への自発的な学習を促進する学習プラットフォーム。「TEAM Management」は、組織目標の達成やコミュニケーションの活性化を支援する。

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Works Human Intelligence / COMPANY / HCM / タレントマネジメント / ジョブ型人事 / メンバーシップ型人事 / 従業員エンゲージメント

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