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「丸亀製麺」の国内全823店舗にAI需要予測を導入、発注や仕込み量の適正化を見込む

2023年2月2日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

讃岐うどん専門チェーン「丸亀製麺」などを展開するトリドールホールディングス(本社:東京都渋谷区)は2023年2月2日、丸亀製麺の国内全823店舗にAIを活用した需要予測システムを導入すると発表した。気象/POSデータなどに基づいて店舗ごとの日別、時間帯別の客数や販売数を予測する。これにより、スタッフの適正配置、スタッフの知見で行っていた発注業務やうどんの仕込み量の最適化、空調の適正稼働などを見込む。AI需要予測システムは、富士通の「Fujitsu Business Application Operational Data Management & Analytics 需要予測 SaaS(ODMA需要予測)」をベースに構築した。

 トリドールホールディングス(トリドールHD)は、讃岐うどん専門チェーン「丸亀製麺」の国内全823店舗(2023年1月31日時点)に、AIを活用した需要予測システムを導入する。気象データやPOSデータなどに基づいて、店舗ごとの日別、時間帯別の客数や販売数を予測する(図1)。

図1:「丸亀製麺」国内全店舗で導入するAI需要予測システムの概要(出典:トリドールホールディングス、富士通)
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 AIで需要を予測することによる効果として、スタッフの適正配置、スタッフの知見で行っていた発注業務やうどんの仕込み量の最適化、空調の適正稼働などを見込む(図2)。

図2:トリドールHDが見込む、AI需要予測の効果(出典:トリドールホールディングス、富士通)
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富士通の「ODMA需要予測」をベースに構築

 AI需要予測システムは、富士通の「Fujitsu Business Application Operational Data Management & Analytics 需要予測 SaaS(ODMA需要予測)」をベースに構築した。トリドールHDでは、AI需要予測の有効性を評価する実証を、2021年6月から段階的に実施してきた。今回、国内全店舗での採用を決めた。

 ODMA需要予測は、気象情報などのデータと、企業が保有する各種データ(POS販売実績、営業カレンダー、販促キャンペーンなど)を学習し、今後の来店客数や販売数を予測するAIアプリケーションである。

 ODMA需要予測は、富士通研究所が開発した、複数の需要予測モデルを自動で組み合わせる「動的アンサンブルモデル」を採用している。複数の予測モデルから単一の予測モデルを選択する場合と比べて、周期、外的要因、トレンドなどの要因で変化する予測対象ごとの特性を的確に捉えた学習が期待できるとしている。

 また、ODMA需要予測はクラウドサービスであり、出力した予測データはAPI経由で容易に活用可能である。受発注、生産計画、スケジュール策定などの場面で予測データを活用しやすい。

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