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セラク、Salesforce上の営業データ活用をワークショップ形式で支援する「SFA Data Cruise」

2023年5月12日(金)日川 佳三(IT Leaders編集部)

IT運用サービス事業者のセラクは2023年5月9日、営業データ活用支援サービス「SFA Data Cruise」を発表した。Salesforce上に蓄積した営業データの活用を、ワークショップ形式で支援する。データ活用における課題をアセスメントしたうえで、必要な対策を提示する。

 セラクの「SFA Data Cruise」は、Salesforce上に蓄積した営業データの活用を、ワークショップ形式で支援するサービスである(図1)。データ活用における課題をアセスメントしたうえで、必要な対策を提示する。

図1:Salesforce上に蓄積した営業データの活用をワークショップ形式で支援するパッケージサービス「SFA Data Cruise」の概要(出典:セラク)
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 Salesforveの活用にあたっては、営業担当者が「いつ、何を、どこに」入力し、管理者が「何を、いつ」チェックするかという運用ルールが必要。これに対してSFA Data Cruiseは、ワークショップ/セミナー形式で、「営業のKPIと連動する運用ルールの策定=Salesforceの活用方法」を明確化する。

 大きく、アセスメント、サクセスジャーニー支援、アドミン支援の3サービスを提供する。このうちアセスメントは無料で提供する。

 アセスメントは、6分野71項目のアンケートをベースにアセスメントを実施する。システム、組織(体制)、活用ビジョンなどを含めたアセスメント結果を提供する。他社との比較も含めて有効活用度を可視化することで、自社の現状を把握させ、課題意識を醸成する。

 サクセスジャーニー支援は、Salesforceの定着に必要な事前準備の完了を目的としたワークショップである。Salesforceが定着しない代表的な理由の1つ1つをつぶしていく。具体的には、利用目的を詳細に定義・言語化する。目的に沿って、Salesforceで管理したい営業戦略と活動内容、これらのKPIを決める。目的に沿った入力、出力、運用ルールを設計する。特に、入力内容やダッシュボードを見て、マネージャがメンバーと何を会話するかを設計する。

 サクセスジャーニー支援の主な内容は、以下の通り。

  • セールスフォースの基本事前学習
  • 顧客ビジネス理解
  • ダッシュボードワークショップ
  • 運用ルール作成(定着化KPI)
  • 構築フェーズ(オプション)
  • 1stセミナー支援(オプション)
  • アフターフォロー(オプション)

 アドミン支援は、Salesforceのコンサルタントが常駐(リモート作業可)しながら、管理者業務を実施する。ユーザー向け支援(QA対応、要望ヒアリング、トレーニング支援)、標準機能範囲の支援(要件定義、設計、設定や影響調査、運用全般の支援)、外部ベンダーや社内ステークホルダの調整支援などを提供する。

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