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社内からChatGPTを安全に使うゲートウェイ「Chat AI BOX」、入力情報をクラウドに学習させず情報漏洩を防止

2023年6月19日(月)日川 佳三(IT Leaders編集部)

フォースネットは2023年6月19日、AIゲートウェイアプライアンス「Chat AI BOX」を発表した。同年7月3日から提供する。対話型AIサービス(サービス開始当初は「ChatGPT」に限る)を安全に利用できるようにする。オンプレミスに設置することで、対話型AIサービスのWeb画面を社員向けに提供する。バックエンドでは、Chat AI BOXが対話型AIサービスに対してAPI経由でアクセスする。入力した情報をクラウド側に学習させずに済むので情報漏洩などのセキュリティリスクが減る。

 フォースネットの「Chat AI BOX」は、企業から対話型AIサービス(サービス開始当初はChatGPTに限る)を安全に使うための、ゲートウェイアプライアンスである。筐体サイズは幅210×奥行200×高さ45mm(写真1)。

 オンプレミスに設置し、社員に対して対話型AIのWeb画面を提供する。バックエンドでは、インターネット上の対話型AIサービス(ChatGPT)に、これらAIサービスのAPIを介してアクセスする。

写真1:対話型AIゲートウェイ装置「Chat AI BOX」の外観(出典:フォースネット)

 特徴は、APIを介して対話型AIサービスを利用することで、社員が入力した情報をクラウド側に学習させずに済むこと。これにより、情報漏洩などのセキュリティリスクが減る。また、アプライアンス本体も社内LAN環境に設置して利用する形態になるため、インターネット経由での不正なアクセスや攻撃を受けるリスクが少ない(図1)。

図1:対話型AIゲートウェイ「Chat AI BOX」の概要(出典:フォースネット)
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 ログも集中的に管理する。個々の社員が個々に対話型AIサービスを利用するケースと異なり、個々の社員が入力した情報をログとして残し、一元的に管理可能である(ログ情報は社員個人を特定可能な情報を削除した形で保存する)。システム管理者は、これらを閲覧/確認可能である。

 アプライアンス1台で複数の対話型AIサービスを利用可能である(画面1)。サービス開始当初はChatGPT 3.5/4.0しか使えないが、米グーグルのBardや、企業が独自に構築する蓄積型AIシステムなど、今後、各種の生成AIシステムを統合利用できるようにするとしている。

画面1:対話型AIゲートウェイ「Chat AI BOX」の画面。バックエンドではChatGPTなどの対話型AIサービスをAPI経由で利用する(出典:フォースネット)
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 価格(税別)は、本体が月額10万円(運用監視サービス込み)。初期設定費用が20万円。対話型AIサービスのAPI利用料(フォースネットが支払ったAPI利用料をユーザーに請求)が別途必要で、月額1万円から。あらかじめ月額料金料の上限額を決められるので使いすぎることはない。最低利用期間は1年。

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