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ビーブレイク、クラウドERP「MA-EYES」のプロジェクト管理機能を拡充、収益性一覧や予算実績対比表などを追加

2023年6月28日(水)日川 佳三(IT Leaders編集部)

ビーブレイクシステムズは2023年6月28日、中堅・中小企業向けERPアプリケーション「MA-EYES」に、3つの新機能を追加したと発表した。「プロジェクト収益性一覧」「当初修正予算実績対比表」「営業担当別受注額一覧表」である。MA-EYESは、プロジェクト単位で収益を管理・可視化する業種に特化したクラウド型のERPシステム。今回追加した機能により、標準機能の中で対応可能なプロジェクト管理機能を拡充している。

 ビーブレイクシステムズの「MA-EYES」は、プロジェクト単位で収益を管理・可視化する業種に特化した、中堅・中小企業向けのERP(統合基幹業務システム)である。ITシステム構築会社向けのパッケージや、広告業界向けのパッケージなどを用意している(関連記事ビーブレイク、機能をセミオーダーで開発可能な月額制クラウドERP「MA-EYES SaaS+」)。

 機能面では、販売管理、経費管理、勤怠管理、社内稟議など、会社の業務全般をカバーする。これらを網羅した機能群(例えば、営業支援機能やプロジェクト管理機能など)から必要な機能を選んで利用する。主要なターゲットユーザーであるITシステム構築会社は、人件費ベースで売り上げを計上しており、こうした業態に必要な機能を最初から提供する。

 標準機能で対応できない要件については、セミオーダーで開発している。例えば、プロジェクトをどのように管理したいのかは、ユーザーごとに要件が異なることが多い。今回、標準機能に、プロジェクト管理に役立つ3つの機能を追加した。いずれも、ユーザーの声をもとに開発した、汎用性が高い機能だとしている。

 追加した3機能の概要は、以下の通り。

 (1)「プロジェクト収益性一覧」機能は、検索条件に合致したプロジェクトの予算(売上・原価)や見込(売上原価)などを一覧表示する機能である(画面1)。複数プロジェクトの一覧を確認した後で、個別のプロジェクト収益性画面に遷移し、詳細に分析可能である。

画面1:「プロジェクト収益性一覧」の画面(出典:ビーブレイクシステムズ)
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 (2)「当初修正予算実績対比表」機能は、指定したプロジェクトの「当初計画した予算値」と「プロジェクトの途中で修正した予算値」「実績値」を一覧表示する機能である(画面2)。プロジェクトの実績値の比較対象として、当初予算と修正予算の両方を表示することで、プロジェクトが順調に進行しているかどうかを確認できる。

画面2:「当初修正予算実績対比表」の画面(出典:ビーブレイクシステムズ)
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 (3)「営業担当別受注額一覧表」機能は、営業担当別に受注額を確認するための帳票機能である(画面3)。表形式とグラフ形式を同時に出力することにより、担当者の受注状況が視覚的に分かる。

画面3:「営業担当別受注額一覧表」の画面(出典:ビーブレイクシステムズ)
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