[事例ニュース]

味の素グループが経営管理システムを刷新、「CCH Tagetik」を採用

2023年9月6日(水)IT Leaders編集部

味の素(本社:東京都中央区)がグループの経営管理システムを刷新した。オランダのウォルターズ・クルワー(Wolters Kluwer)の「CCH Tagetik(タゲティック)」を導入し、経営管理に必要な情報を統合し、分析からレポーティングまでワンストップで実行できるようにした。Tagetik Japanと導入を支援する電通国際情報サービス(ISID)が2023年9月5日に発表した。

 味の素グループは、従来の経済指標のほか、社会課題や無形資産といった数値化が難しい指標も取り入れて計測・分析することで、顧客・社会・業界など、変化する外部環境に左右されない収益構造を目指している。その実現のため、自動で現状を計測/モニタリング可能な経営管理システムとして、オランダのウォルターズ・クルワー(Wolters Kluwer)の「CCH Tagetik」を採用した。

画面1:CCH Tagetikの財務レポート画面(出典:Tagetik Japan)
拡大画像表示

 CCH Tagetikにより、経営管理に必要な情報を統合し、分析からレポーティングまでワンストップで実行する。財務情報と非財務情報を結び付けた指標を設定でき、連結処理やローリングフォーキャストなどの会計機能を標準で備えている。

 「事業別の計画値や、月次の事業別ローリングフォーキャストから、適切な対策を検討し、グループ全体の状況を包括的に把握できるようになる。今後は、非財務情報も含めた管理会計に資する情報の一元化を進め、全社、事業部、グループ個社がそれぞれのニーズに応じた経営情報にアクセスできるようにしていく」(味の素)。

 提供元のウォルターズ・クルワーは、オランダのアルフェナンデンラインに本社を置き、40カ国以上で事業を展開する情報サービスプロバイダー。医療、税務・会計、ガバナンス、リスク管理とコンプライアンス、法務・規制、企業業績・ESGの各分野における専門情報やソフトウェア/サービスを提供している。

関連キーワード

味の素 / 経営管理 / CCH Tagetik / 食品 / 製造 / 電通国際情報サービス / オランダ

関連記事

トピックス

[Sponsored]

味の素グループが経営管理システムを刷新、「CCH Tagetik」を採用味の素(本社:東京都中央区)がグループの経営管理システムを刷新した。オランダのウォルターズ・クルワー(Wolters Kluwer)の「CCH Tagetik(タゲティック)」を導入し、経営管理に必要な情報を統合し、分析からレポーティングまでワンストップで実行できるようにした。Tagetik Japanと導入を支援する電通国際情報サービス(ISID)が2023年9月5日に発表した。

PAGE TOP