[調査・レポート]

2023年、国内AIシステムの市場規模は前年比31.4%増の6837億円に─IDC

グローバルの市場規模は前年比29.3%増の1665億ドルと予測

2023年9月27日(水)IT Leaders編集部

IDC Japanは2023年9月26日、グローバルおよび国内のAIシステム製品・サービス市場調査の結果を発表した。2023年のAIシステム市場のグローバル支出額は前年比29.3%増の1665億米ドルで、国内は前年比31.4%増の6837億円と予測している。合わせて、AIシステム市場の産業/ユースケース(利用方法)別予測を発表した。

 IDC Japanは、グローバルおよびAIシステム製品・サービス市場調査の結果を発表した。2023年のAIシステム市場のグローバル支出額は前年比29.3%増の1665億米ドルで、国内は前年比31.4%増の6837億円と予測している。

 2023年上半期の国内AIシステム市場についてIDCは、生成AIのビジネス活用への期待の高まりから、製品・サービスへのAI実装、ユーザー側での生成AIの検証・利用など急速に進展したと指摘。データ分析やリスク管理、顧客サービスといった主領域以外でも生成AIを社内で活用する企業が増えているという。「2022年後半から大規模言語モデル(LLM)を利用したサービスがITベンダー/サプライヤーから相次いで投入され、市場活性化の要因の1つになっている」(同社)

 また、同社は国内のAIシステム市場について、19の産業分野における42のAIユースケース(利用方法)を分析した(図1)。

図1:国内AIシステム市場の産業/ユースケース別予測(2022年~2027年)。バブルの大きさは2023年の市場規模を示す(出典:IDC Japan)
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 IDCは、生成AIのユースケースについて、要約、検索、翻訳などにとどまらず、自然文での操作、音声や広告、教材の生成など多様な用途が想定されていると説明する。一方で、利用コスト、正確性、セキュリティ、生成結果の権利や倫理面の問題といった課題も指摘。ユーザー企業が適切なポリシーを策定・運用することで、市場は急速に拡大すると見ている。「適切なユースケースを開拓することで、生成AIは、生産性や顧客サービスの向上などに不可欠なツールに発展するだろう」(同社)。

 今回の発表は、米IDCが2023年8月に発行した「IDC Worldwide Artificial Intelligence Spending Guide」に基づく。同レポートは、日本を含むグローバル9地域における、生成AIを含むAIシステム市場の2022年~2027年の実績と予測を掲載している。

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