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TISの経費精算クラウド「Spendia」で「Amazonビジネス」注文履歴の自動取り込みが可能に

2023年12月25日(月)IT Leaders編集部

TISは2023年12月22日、クラウド型経費精算ソフトウェア「Spendia」に、アマゾンの法人向けEC「Amazonビジネス」との連携機能を追加した。AmazonビジネスのAPIを介してSpendiaに注文履歴データを取り込むことで、従業員の請求業務や経理部門のチェック作業の負荷を軽減する。

 TISの「Spendia」は経費精算クラウドサービスである。SaaSでありながら企業固有の要件に応じてノンプログラミングのカスタマイズが行える(関連記事TIS、経費精算クラウド「Spendia」に源泉徴収税自動計算などの機能を追加)。

図1:「Spendia」と「Amazonビジネス」との連携イメージ(出典:TIS)

 今回、アマゾンの法人向けEC「Amazonビジネス」との連携機能を追加した。AmazonビジネスのAPIを介してSpendiaに注文履歴データを取り込むことで、従業員の請求業務や経理部門のチェック作業の負荷を軽減する。Amazonビジネスから取り込んだ注文履歴データの一覧から対象のデータを選択すると精算伝票が作成され、電子帳簿保存法の電子取引データとして扱える(図1)。

 合わせてレポート機能を強化し、過去1年の個人/部門ごとの経費支出をグラフ形式で表示し、ユーザーごとにカスタマイズしたダッシュボード画面を作成できる。例えば、支払予定日別/支払手段別/仕入別/銀行別の支払金額の推移、月別精算伝票数の推移、出張先都市別のグラフや折れ線・棒グラフなどをダッシュボード画面に表示する。ユーザーや管理者はダッシュボードにより、支出パターンや購入行動を追跡・分析できる(画面1)。

画面1:カスタマイズレポートの例(出典:TIS)

 このほかに、要件に応じて項目名や承認フロー、メール通知を柔軟に設定可能なワークフロー申請機能を追加した。管理者画面で伝票ヘッダー、明細、借方/貸方のレイアウト、項目、振替伝票の承認フロー/メール通知などを設定したうえで、伝票の明細単位で借方/貸方の勘定科目、金額・数量などの振替仕訳情報の入力が行える。稟議や押印申請などの申請をSpendiaで行え、申請から承認までの時間の短縮やペーパーレス化、内部統制の強化につなげられるとしている。

 同機能から振替伝票を作成することも可能。振替伝票用の項目テーブル(項目定義)がテンプレートになっており、必要な項目を追加・変更できる。

関連キーワード

TIS / 経費精算 / Spendia / Amazon / EC / ワークフロー / 電子帳簿保存法 / ペーパーレス / 経理

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