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データ分析の実践的なテクニックを問う「Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験」

2024年3月24日にベータ試験を実施

2024年2月15日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会は2024年2月14日、認定試験「Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験」のベータ試験を同年3月24日に東京で実施すると発表した。Python言語を使ったデータ分析の実践的なテクニックを問う試験で、ベータ試験の合格者を本認定とする。ベータ試験の受験料(税込み)は1万3200円。

 Pythonエンジニア育成推進協会の「Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験」は、Python言語を使ったデータ分析の実践的なテクニックを問う試験である(図1、関連記事「Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験」を2024年に開始)。

 そのベータ試験を2024年3月24日13時30分~14時45分にコワーキングスペース茅場町 Co-Edo(東京都中央区)で実施する。受験料(税込み)は1万3200円。

図1:「Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験」のロゴ(出典:一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会)

 同協会は、2020年6月から「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」を実施している。Pythonを使ったデータ分析の基礎や方法を問う初学者向けの試験で、非エンジニアの受験割合が約4割を占める(合格率は85%)。基礎力の底上げに貢献している試験(同協会)という。

 今回発表の実践試験は、認定データ分析試験の上位試験にあたる。データ加工に関する基礎知識に加えて、時系列、画像、グラフなど各種データの実践的な処理方法を問う。同協会によると、「業務でデータ分析を行うならここまでを押さえたい」というレベルで、日常的にPython 3でデータ加工に携わっていない、座学のみの学習では合格は難しいという。

 データ分析にPythonが有用な理由として、NumPyやpandasなどのデータ分析に適したライブラリの豊富さ、データ分析業務の自動化ニーズ、ベンダーロックインされない自社構築のニーズ、学習のしやすさなどを挙げている。

 実践試験の問題数は40問(すべて選択問題)で、試験時間は75分、合格ラインは正答率70%である。出題範囲は、主教材の『Python データ分析 実践ハンドブック 実務で使えるデータ加工のテクニック』(インプレス)から表1の範囲と割合で出題する。

表1:「Python 3 エンジニア認定データ分析実践試験」の出題範囲(主教材『Python データ分析 実践ハンドブック 実務で使えるデータ加工のテクニック』)
タイトル 問題数 問題割合 備考
1章 データ加工概論 2 5%  
2章 データの種類と読み込み 7 17.5%  
3章 表形式データの加工 6 15%  
4章 数値データの扱い 4 10%  
5章 データの評価 8 20%  
6章 時系列データの処理 4 10%  
7章 テキスト情報の処理 2 5%  
8章 画像データの処理 2 5%  
9章 グラフデータの処理 3 7.5% pyvisと「9-2 実践的なグラフデータの解析」を除く
10章 地理空間データの処理 2 5%  
11章 データ加工のための線形代数 0 0%  
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