[市場動向]

富士通、2025年度までにコンサル人材を現状の2000人から1万人へと拡充

コンサル事業ブランド「Uvance Wayfinders」の下で13の注力領域を策定

2024年2月22日(木)日川 佳三(IT Leaders編集部)

富士通は2024年2月22日、コンサルティングスキルを有する人材を、2025年度までに現状の2000人から1万人へと増員すると発表した。ビジネスコンサルタントを600人から3000人に、テクノロジーコンサルタントを1400人から7000人に拡大する。1万人のコンサルティング人材の内訳は、リスキル6000人、採用3000人、企業買収1000人以上である。また、コンサルティング事業ブランド「Uvance Wayfinders」を新たに掲げ、同事業で注力する13領域を策定している。

 富士通は、コンサルティングスキルを有する人材を、2025年度までに現状の2000人から1万人に増員する。ビジネスコンサルタントを600人から3000人に、テクノロジーコンサルタントを1400人から7000人に拡大する。1万人のコンサルティング人材の内訳は、リスキル6000人、採用3000人、企業買収1000人以上である(図1)。

図1:富士通が掲げる、コンサルティング人材の拡充計画(出典:富士通)
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 同社は、コンサルティング事業ブランド「Uvance Wayfinders」を新たに掲げ、同事業で注力する13領域を策定している(関連記事富士通、コンサル主導・提案型SaaS「Fujitsu Uvance」に注力、2025年度に売上7000億円を目指す

 新事業ブランドの下、業種知見とテクノロジーの専門性を融合することで、各領域におけるコンサルティングプラクティスの強化を狙う。「従来の業種軸による課題解決ではなく、業種を超えた社会課題の解決を目指す。顧客に言われたとおりに実装するのではなく、対等なパートナーとして提案する」としている(図2)。

図2:富士通のコンサルティング事業における13の重点領域(出典:富士通)
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 すでに2023年8月、コンサルティング人材の拡充施策の1つとして、同事業のガバナンス機能を担う新組織「Consulting CoE(Center of Excellence)」を設置している。CoEが先導して同事業の全体戦略策定と、リスキルプログラムをはじめとするコンサル人材の拡充に取り組む。具体的には、以下の3つの施策を推進する。

(1)リスキリング
 Ridgelinezのコンサルティングサービスに関するナレッジやノウハウを活用した教育プログラムとOJT(On the Job Training)を展開し、社員のコンサルタントへのキャリア転身を支援する。

(2)キャリア採用
 注力する13の重点領域を対象に、キャリア採用を積極的に推進する。コンサルティングファームでの業務経験の有無に関わらず、特定の業種知識やテクノロジー知識を持つ人材も対象とし、幅広く募集する。

(3)M&A
 リスキリングおよびキャリア採用の推進による人材拡充の進捗状況に鑑み、M&Aの可能性も積極的に探求する。

 また、富士通はコンサルティング品質確保のための認定制度を設けており、2024年1月から認定コンサルタントを順次輩出している。職責に見合った報酬を認定コンサルタントに提供する人事制度をグループ全体で展開していく。

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